実験医学 1993年1月号 Vol.11 No.1

MAPキナーゼ

  • 西田栄介/企画
  • 1992年12月18日発行
  • B5判
  • 100ページ
  • ISBN 100-0-1993-0100-0
  • 1,650(本体1,500円+税)
  • 在庫:なし
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MAPキナーゼは,40-45kDの触媒サブユニットだけからなる単量体の酵素で,その活性発現に特別のco-factorを必要としないことが知られています.この一見単純な蛋白質キナーゼが今,細胞内シグナル伝達経路に大きな役割を果たしているのでは,という観点から,多くの研究者の注目を集めています.今号では,このMAPキナーゼの特集を東京大学理学部生物化学の西田栄介先生にお願いいたしました.

目次

特集

MAPキナーゼ
企画/西田栄介
<序文>MAPキナーゼと細胞内シグナル伝達機構【西田栄介】
MAPキナーゼの活性化機構と機能【後藤由季子/西田栄介】
ras遺伝子産物p21によるMAPキナーゼ系の活性化【服部成介】
チロシンリン酸化蛋白質としてのMAPキナーゼ【河野通明】
酵母におけるMAPキナーゼによるシグナル伝達機構【入江賢児/松本邦弘/登田 隆】
神経機能におけるMAPキナーゼの役割【田丸輝也/岡田雅人】
インスリン作用とMAPキナーゼ【植木浩二郎/戸辺一之/門脇 孝】
血管収縮物質のシグナル伝達機構とMAPキナーゼ【津田晃孝/川原康洋】

トピックス

CURRENT TOPICS
転写調節因子rel/NFκB/IκBをめぐる最近の進展【井上純一郎】
ゼブラフィッシュ−中枢神経系発生の脊椎動物モデルとして【武田洋幸】

連載

総説
レ卜ロウイルス・ベクターを用いた遺伝子治療法の開発【濱田洋文】
Developmental biotechnology[発生工学実験法シリーズ]
マウス胚幹細胞を用いたジーントラップ【丹羽仁史/山村研一】
連載エッセイ 続・大いなる仮説
光と色感と甦った遺伝子の話【大野 乾】

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  • 【本書名】実験医学:MAPキナーゼ
  • 【出版社名】羊土社

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