神経変性疾患の病態は大筋が解明され治療研究(トランスレーショナルリサーチ)の段階に入ったと言われている.しかし,モデル動物を用いた研究で築いてきたさまざまな仮説がヒトにおいて真に正しいかどうかは今後明らかになることであり,確認された病態に立脚した方法のみが有効な治療につながるだろう.この意味で,近年の種々の解析技術の進歩で注目されているバイオマーカーは,治療有効性のメルクマールであるとともに病態理解のうえでもきわめて重要である.一方,オプトジェネティクスは時空間的に極小な場での神経細胞刺激をin vivoで可能にする技術であり,脳機能の解析のみならず治療応用への可能性も含んでいる.脳の基礎・疾患研究は技術革新によって新たな局面を迎えている.
脳神経のブラックボックスを照らしだし,先制医療を目指すフロントラインをご紹介! バイオマーカーから明かされる神経変性疾患の発症機構と,光で特異的にニューロンを操作するオプトジェネティクスの技術.
本書は全国の羊土社取扱書店にてご購入いただけます.店頭にて見当たらない場合は,下記情報を書店にお伝え下さい.
お近くに取扱書店が無い場合,特に海外でご覧になりたい場合,羊土社HPでのご注文および発送も承っておりますので,下記ご参照のうえ,注文をご検討ください.
本書を羊土社HPにてご購入いただきますと,本体価格に加えて,送付先・お支払い方法などにより下記の費用がかかります.お手続き等詳細は書籍購入案内のページをご参照ください.
※この表は本書のみご購入いただいた場合の費用をまとめたものです.他の書籍を同時に購入する場合はお申し込み金額や重量により費用が異なってまいりますのでご注意ください.
本書が販売されている主な電子書店をご紹介いたします.