外部環境と接する皮膚や粘膜は複数の要素からなる多元的なバリアが構築されている.バリアの根幹をなす上皮細胞は,従来の概念のような単なる物理的障壁ではなく,免疫系と連動しながら積極的に生体防御に貢献していることが判明しつつある.こうした統合的なバリアシステムは環境因子やサイトカインによってダイナミックに制御されており,その破綻は感染症や炎症・アレルギー疾患などの原因となる.つまりバリアシステムは生体恒常性の維持に必須の役割を果たしていると言える.
常に環境に曝される皮膚,そして“内なる外”なる粘膜ではどのような攻防が繰り広げられるのか? 代謝系や常在細菌叢との関わりから,炎症,アレルギー,感染症の理解まで,免疫学で注目の最先端トピックを一挙紹介
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