ペプチド分子が疾患治療を目的に研究されてきた歴史は長い.ペプチド領域のノーベル賞というと,日本では1984年にノーベル化学賞で受けた「ペプチド固相合成の先駆者」であるMerrifield博士のことを称えることが多いが,歴史的にみると1955年に「硫黄を含んだペプチドホルモンの合成と生化学の先駆者」であるdu Vigneaud博士がノーベル化学賞を受賞,さらに「神経ペプチドの発見」を果たしたGuillemin・Schally両博士,「神経ペプチドの放射線検出法の開発」したYalow博士(女性)が1977年にノーベル生理学・医学賞を共同受賞している.… 菅 裕明(東京大学大学院理学系研究科化学専攻生物有機化学教室) 続きを読む
ペプチド分子が疾患治療を目的に研究されてきた歴史は長い.ペプチド領域のノーベル賞というと,日本では1984年にノーベル化学賞で受けた「ペプチド固相合成の先駆者」であるMerrifield博士のことを称えることが多いが,歴史的にみると1955年に「硫黄を含んだペプチドホルモンの合成と生化学の先駆者」であるdu Vigneaud博士がノーベル化学賞を受賞,さらに「神経ペプチドの発見」を果たしたGuillemin・Schally両博士,「神経ペプチドの放射線検出法の開発」したYalow博士(女性)が1977年にノーベル生理学・医学賞を共同受賞している.…
菅 裕明(東京大学大学院理学系研究科化学専攻生物有機化学教室)
もはやペプチドを医薬品にするのは難しい時代ではない! 環状化やアミノ酸の改変により,経口投与が可能となり,研究・開発が加速度的に進行中.その最新知見を把握し新薬開発に活かすための1冊.
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