日本において潰瘍性大腸炎(UC)は1928年1)に,クローン病(CD)は1932年2)にはじめて報告されましたが,当時は自己免疫性疾患との認識はなく,有効な治療法はありませんでした.… 続きを読む
日本において潰瘍性大腸炎(UC)は1928年1)に,クローン病(CD)は1932年2)にはじめて報告されましたが,当時は自己免疫性疾患との認識はなく,有効な治療法はありませんでした.…
薬剤の種類が多い,病態が多様など悩ましいIBD.疑うべき症状から,病態・疾患活動性と結びつけた治療の考え方・実際の処方まで最新知見をふまえ解説.合併症や高齢・小児・がん患者等でおさえるべきこともわかる
札幌医科大学の仲瀬裕志教授が執筆された「すべての臨床医が知っておきたいIBDの診かた」と題する本の書評を依頼された.仲瀬先生は京都大学大学院のご出身で,若い頃からIBD領域の臨床,研究で活躍されていて京都・滋賀地域のIBD診療に大きな貢献をされ,平成28年に札幌医科大学の教授に就任された. …
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