研修医の皆さんは,薬をどのように決めて処方していますか? 研修医の先生方から,「自分で処方薬を決めようとすると,同効薬のなかでどれを選んだらよいのかがわからない」といった質問を耳にします. そこで,ベテランの医師や専門医が同系統の薬剤のなかから「何を考えて,どのような基準で選択しているのか」を伝授する特集を企画しました. 「同効薬の使い分けのコツ」や「何を考えて,どのような基準で薬を選択しているのか」を,次の「5ステップ」で理解し実践しましょう.第1,第2ステップは,いつでもはじめられますね.一朝一夕にはいきませんが,今担当している目の前の患者さんをどのようにマネジメントしていくかというpatient-oriented-problem solving approachで実践していくのが効率的であり,この5つのステップをたどることがさまざまな薬を自家薬籠中のものとするための早道です. 第1ステップ:日本で使用できる薬を「通覧」する 第2ステップ:標準的な治療法を知る 第3ステップ:誰に処方するのかを考える 第4ステップ:どの薬を使うのかを決断する 第5ステップ:処方後の経過をみる (中略) 本特集では,日常診療で遭遇しやすい9つの項目について,各分野のエキスパートに,各薬剤の薬理学的な知識ではなく,実臨床での薬の使い分け方・選び方の勘所を解説していただきました.複数の症例,具体的な処方例を交えた解説を読むことによって,これまでに示した第3,第4ステップの貴重な経験を居ながらにして積むことができるでしょう.
研修医の皆さんは,薬をどのように決めて処方していますか? 研修医の先生方から,「自分で処方薬を決めようとすると,同効薬のなかでどれを選んだらよいのかがわからない」といった質問を耳にします. そこで,ベテランの医師や専門医が同系統の薬剤のなかから「何を考えて,どのような基準で選択しているのか」を伝授する特集を企画しました. 「同効薬の使い分けのコツ」や「何を考えて,どのような基準で薬を選択しているのか」を,次の「5ステップ」で理解し実践しましょう.第1,第2ステップは,いつでもはじめられますね.一朝一夕にはいきませんが,今担当している目の前の患者さんをどのようにマネジメントしていくかというpatient-oriented-problem solving approachで実践していくのが効率的であり,この5つのステップをたどることがさまざまな薬を自家薬籠中のものとするための早道です.
(中略)
本特集では,日常診療で遭遇しやすい9つの項目について,各分野のエキスパートに,各薬剤の薬理学的な知識ではなく,実臨床での薬の使い分け方・選び方の勘所を解説していただきました.複数の症例,具体的な処方例を交えた解説を読むことによって,これまでに示した第3,第4ステップの貴重な経験を居ながらにして積むことができるでしょう.
同効薬の選び方・考え方が身につく1冊!降圧薬や利尿薬,睡眠薬などのよく出る薬について,使い分けのポイントや避けたいピットフォールを解説します.症例を通して患者さんごとに適した薬を選べるようになる!
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