レジデントノートインタビューコーナー『あの先生に会いたい!』では,さまざまなフィールドでご活躍中の先生に,医師として歩んでこられた道のりや,現在,そして将来のこと,さらに私生活とのバランスの取り方などについて語っていただきます.また番外編では,本誌に収まりきらなかった内容をホームページ限定で紹介していきます.
林先生(以下敬称略):うちの妻の直子さん.そうですね出会いから話すとずいぶん長くなるのでやめときますか?
平林先生(以下敬称略):興味ありますね.
林:僕が研修医のときに,いたいけな研修医が小児科をローテーションしているときのオーベンが直子さんということですね.
平林:小児科のオーベンだったんですか.あ,年上なんですか?
林:ええ年上なんです彼女は.で,きらびやかにみえて化粧もばっちりしていましたし,「おお大人の女性だ!」みたいな感じで,歳はどうせ1つか2つくらいしか違わないだろうと思って,唾をつけたつもりがつけられていたという(笑).結婚するまで僕は歳知らなかったですね.
平林:初めて知りました.
林:それで結婚してからは,僕は織田(おた)病院というところの官舎に住んでいたので,彼女は50 km離れた病院まで通ってたいんですよ,ありがたいことに.
平林:あそこからですか!?
林:織田からまた違う病院まで通ってくれていたのですね.そこで,彼女は車を買い替えたのですが,そしたら,そこの村のなかでは林先生は女変えたって噂が出まして.すごい監視システムだなぁと思いましたね(笑).
平林:凄いですね.
林:「全然変わってませんよ.ずっと同じ妻です」みたいな.
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