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マルチオミクスとインターネットコホートによる食と栄養へのアプローチ

Approach to science of food and nutrition through multiomics and internet cohort
加藤久典,髙橋祥子
Hisanori Kato1)/Shoko Takahashi2):Graduate School of Agricultural and Life Sciences, The University of Tokyo1)/Genequest Inc.2)(東京大学大学院農学生命科学研究科1)//株式会社ジーンクエスト2)
10.18958/6319-00001-0001314-00

食品や食品成分の機能をさまざまな網羅的解析から探求するニュートリゲノミクスの活用が広がっている.最近ではさまざまなオミクスを組合わせることで,栄養・食品の生体におよぼす影響をより広く深く理解することが可能となってきた.一方,食品の機能は個人による遺伝子の違いの影響を受ける.自らの遺伝子の特徴を知ることを求める消費者が増えており,わが国においても遺伝子解析サービスが注目されている.そうしたサービスから得られるデータも,貴重な研究材料として有効活用が望まれる.

ニュートリゲノミクス,ニュートリジェネティクス,プレシジョンニュートリション,マルチオミクス,食品の機能

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