スマホで読める実験医学
550円

ユニークな骨格幹細胞が成長板軟骨の休止細胞層に存在する

Resting zone of the growth plate houses a unique class of skeletal stem cells
Mizuhashi K, et al:Nature, 563:254-258, 2018
水橋孝治,小野法明
Koji Mizuhashi/Noriaki Ono:University of Michigan School of Dentistry,Department of Orthodontics and Pediatric Dentistry(ミシガン大学歯学部 矯正小児歯科)
10.18958/6319-00003-0001317-00

マウスの長管骨の軟骨細胞のなかに骨格幹細胞の存在が示唆されていた.今回,生後の成長板軟骨の休止細胞層において特異的に活性をもつPTHrP遺伝子のプロモーターを用いてPTHrP-CreERT2マウスを作成し解析したところ,骨格幹細胞が存在し長期にわたり生後の長管骨の成長の維持に貢献することを見出した.

この記事は有料記事です

(残り約4,100文字)

  • 【スマホで読める実験医学】ユニークな骨格幹細胞が成長板軟骨の休止細胞層に存在する
    550円

関連書籍

実験医学 2019年3月号

食の機能実効分子のサイエンス

食品が生体に与える影響の理解と制御

  • 國澤 純/企画
  • 定価:2,200円(本体2,000円+税)