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【スマホで読める実験医学】RNAのメチル化による概日リズム制御
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mRNA中のアデノシンのN6メチル化は,細胞分化と発生にきわめて重要な働きをする.しかしなぜ成体組織においても約30%のトランスクリプトームが依然としてメチル化されているのかは不明である.われわれは,概日リズムに関与することが知られているカゼインキナーゼ1デルタ(CK1δ)遺伝子から組織特異的な選択的スプライシングによって生成される2つのアイソフォームの翻訳が,3′非翻訳領域(UTR)のアデノシンのN6位メチル化によって抑制されていることについて明らかにした.
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