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バイオイメージングのデータ形式の標準とデータ共有システムの整備

Standards for bioimaging data formats and development of data sharing systems
大浪修一
Shuichi Onami:RIKEN Center for Biosystems Dynamics Research/RIKEN Information R&D and Strategy Headquarters(理化学研究所生命機能科学研究センター/理化学研究所情報統合本部)
10.18958/6949-00001-0000842-00

バイオイメージング・データのデータ共有のしくみづくりが,国際的な枠組みで現在急速に進められている.わが国では高付加価値データベース「SSBD:database」と公共リポジトリ「SSBD:repository」が整備され,世界規模での構築が進められているバイオイメージング・データ共有のエコシステムがすでに機能しはじめている.世界規模で共有されるバイオイメージング・データに機械学習をはじめとした最新の情報技術を適用することにより,生命科学の研究の進め方,あり方が一新され,生命のしくみの理解とその活用が大きく進展することが期待される.

バイオイメージング・データ,データ形式の標準,データ共有システム,SSBD,Global BioImaging

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