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公共データベースを活用した昆虫科学研究

Study on insects science by exploiting public databases
坂本卓磨,天竺桂弘子
Takuma Sakamoto1)/Hiroko Tabunoki1)2):Institute of Global Innovation Research, Tokyo University of Agriculture and Technology1)/Institute of Agriculture, Tokyo University of Agriculture and Technology2)(東京農工大学グローバルイノベーション研究院1)/東京農工大学農学研究院2)
10.18958/6949-00001-0000840-00

昆虫は多様な環境に適応し,進化してきた.現在,地球上に生息する昆虫は110万種を超えると言われている.近年,DNA配列解析と計算技術が発達し,昆虫由来遺伝子配列データ登録が年々増加している.これにより,一般的に知られていない昆虫種においてもデータベース駆動型バイオDX研究が可能になりつつある.本稿では,ナナフシの中腸トランスクリプトーム解析において,公共データベースから取得した7種のナナフシトランスクリプトームデータと比較解析し,新たな知見を得た事例を紹介する.

昆虫,データベース,遺伝子資源,トランスクリプトーム,RNA-seq

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