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【スマホで読める実験医学】環境化学物質による発達神経毒性とDOHaD
550円
低濃度・低用量の環境化学物質への周産期曝露が,親には顕著な影響を及ぼさないにもかかわらず,子に対しては成長した後にさまざまな毒性影響を引き起こすことがヒトや実験動物において報告されている.本稿では,発達神経毒性をとり上げ,これに関する疫学研究をDOHaDパラダイムの観点から紹介する.次に,発達神経毒性の分子メカニズムについて,ダイオキシンの受容体であるアリール炭化水素受容体の活性化に焦点を当てたわれわれの動物実験の研究について述べる.最後に,農薬などによる経世代影響とエピジェネティクスとのかかわりについても触れる.
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