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トピックス

T細胞における内因性・外因性概日時計システムの役割

山梨大学大学院総合研究部 中村勇規

日時計システムはあらゆる生物種に存在し,生体の恒常性の維持(睡眠・覚醒,ホルモン分泌など)に重要な役割を果たしていることが明らかとなっている.1990年代後半,哺乳類における時計遺伝子群(ClockBmal1PerCryなど)が相次いで同定され,これらの時計遺伝子群による概日リズム形成の基本的な機序が明らかとなった.

この概日時計システムと免疫細胞との関係は近年までに,

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2016年1月号掲載

本記事の掲載号

実験医学 2016年1月号 Vol.34 No.1
新薬認可で治療革命の幕開け がんのウイルス療法
がん細胞だけを破壊する組換えウイルス その作用機序と開発動向

藤堂具紀/企画
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