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PIとnon PIの境界線 ―第95回日本生化学会大会 男女共同参画推進企画ワークショップ

立命館大学生命科学部 白壁恭子

2022年11月11日,名古屋国際会議場で行われた第95回日本生化学会大会の最終日に,男女共同参画推進委員によるワークショップがランチョン形式で開催された.18回目を数える本ワークショップであるが,今回は「To be PI or non PI, that should be a question」と題して,委員である筆者〔白壁恭子(立命館大学)〕自らが感じる「女性PI(principal investigator,研究主宰者)の難しさ」に対する1つの提案として「non PI」という立場に注目した.そして,①non PIとして継続的に研究に携わる仕組みの意義,②PIとして研究に携わることの魅力や責任,③女性がPIとして男性組織に入る上での注意点,という3つのテーマに沿って,女性PIである北爪しのぶ氏(福島県立医科大学)と文部科学省研究振興局の梅津太紀氏をパネラーに迎えパネルディスカッションを行った.

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DOI:10.18958/7195-00004-0000438-00

2023年3月号掲載

本記事の掲載号

実験医学 2023年3月号 Vol.41 No.4
COVID-19重症化・後遺症のメカニズム
免疫応答の個人差がみえてきた

熊ノ郷 淳/企画
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