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政府による「オープンアクセスの義務化」にむけた今後の展望

自然科学研究機構 小泉 周

今,世界における日本の研究力の相対的な低下が顕著になってきている.もちろん,それにはさまざまな要因があり,簡単に解決できるものばかりではないが,1つの要因として,「世界の中での日本の研究の可視化」が課題であり,日本の研究が世界から見えなくなっている.例えば,同じような研究をして同じように研究成果を出していても,日本の論文は海外のものと比べて読まれにくかったり,引用されにくかったりと,日本の研究の世界におけるプレゼンスが下がってきている.そうした点は,各種指標の低下にもあらわれている.

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DOI:10.18958/7431-00004-0001394-00

2024年4月号掲載

本記事の掲載号

実験医学 2024年4月号 Vol.42 No.6
動き始めたゲノム編集の医療応用
免疫再生医療からダウン症治療、異種移植までin vivo/ex vivoでの多彩なアプローチ

北畠康司,犬飼直人/企画
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