News & Hot Paper Digest
トピックス

父と父をもつマウス誕生,そして成熟へ―20カ所のゲノムインプリンティング編集を経て

公益財団法人実中研バイオイメージングセンター代謝システム研究室 入江奈緒子

トやマウスは,母由来の卵と父由来の精子が受精し,両者のゲノムを受け継いで2セットのゲノムをもつ新たな個体(二倍体)が誕生する.そもそも,母由来と父由来のゲノムである必要はあるのか? そんな性と生殖の謎に迫り,ついにオス由来のゲノムを融合させた成熟個体マウスが誕生し2025年1月にCell Stem Cell誌に報告された(Li ZK, et al:Cell Stem Cell, doi:10.1016/j.stem.2025.01.005, 2025).

.....

本コンテンツの続きをご覧いただくためには「羊土社会員」のご登録が必要です.

DOI:10.18958/7691-00004-0001889-00

2025年4月号掲載(3/19更新)

本記事の掲載号

実験医学 2025年4月号 Vol.43 No.6
特集1:多細胞の合成生物学 発生・分化機構を知って、創って、利用する/特集2:まずはCondaではじめよう 仮想環境で試せるバイオインフォマティクス

戸田 聡,新海典夫/編/企画
サイドメニュー開く