めざせ実験の達人-トラブル回避のコツと最新キットで極める!
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めざせウエスタンブロッティングの達人
Question

Q36. 絶対定量がしたいです!

Answer
A.タンパク質濃度が既知の目的タンパク質の純品(リコンビナントタンパク質でも可)があれば,未知サンプルと同時にそれを何点かアプライし,ウエスタンで検出し,シグナルを定量後,検量線を作成することにより未知サンプル中の目的タンパク質の濃度を算出できるぞ
検量線が描ければ,その範囲内の未知サンプルの濃度は定量可能である.この場合,検量線は通常の線形グラフと対数グラフの2通りを作成して,より直線性に優れた方の検量線を採用する.定量範囲が広い場合は通常対数グラフの方が直線性がよい.

Q35 計算の仕方ウエスタンブロッティングのQ&A一覧へQ37 測定値を安定

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プロフィール

森山先生
森山 達哉(Tatsuya Moriyama)
京都大学農学部食品工学科卒.同大学院農学研究科修士課程,博士課程ののち,京都大学食糧科学研究所助手 等を経て2005年に近畿大学農学部講師,2008年准教授.その間,1996年米国スタンフォード大学招聘研究員(1年間).毎日多くの元気な学生たちと一緒に,食品成分の生理機能性(特に脂質代謝への影響)と安全性(特にアレルゲン性)に関する研究を行っている.基礎研究だけでなく,社会の役に立つ「アウトプット」を意識した研究を進めています.
<著作>
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