小胞体に変なタンパク質が溜まると核に向けた情報伝達が起こると言っても,十数年前ならそれを面白そうと思ってくれる人は少数派であったかもしれない.その現象が小胞体ストレスならびに小胞体ストレス応答として発展していくと,巷で分子シャペロンという概念が浸透し,タンパク質の高次構造形成の重要性が認識されるのと相まって,タンパク質の品質管理という新たなパラダイムへと昇華した.本特集では,今や細胞生物学の一分野を担う小胞体ストレス研究の最前線理解に向けた総説を提供する.
近年,小胞体ストレス応答が,単なる細胞内の現象にとどまらず,様々な研究領域において重要な意味をもつことが次第に明らかになってきました.本特集では,多方面へ拡がりをみせる研究の最前線をご紹介します.
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