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【スマホで読める実験医学】腸内細菌による粘液層への定着は動物進化上の新しい特徴である
550円
哺乳類の腸内細菌(gut microbiota)は腸表面の粘液層(mucus layer)に固有のニッチを形成し,宿主の健康状態に大きく影響する.今回,われわれは腸内細菌による粘液層への定着(colonization)が進化的に新しい特徴であり,多くの動物にとって祖先的かつ現存するしくみであるキチンナノファイバーを骨格としたバリア免疫機構を失うことと引換えに成立したことを明らかにした.
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