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【スマホで読める実験医学】膜タンパク質複合体のためのクライオ電顕用試料作製と単粒子解析
550円
クライオ電子顕微鏡を用いた単粒子解析は,X線結晶構造解析やNMRと並んで,原子モデルを決定できる構造解析手法である.そこで現在,結晶化などが困難なことが知られている膜タンパク質や複雑な構造からなる複合体への適用が進められている.本稿では,そのための試料作製法についてわれわれのV-ATPaseにおける適用例を示す.そして,その画像解析と原子モデル作成手順についても紹介し,V-ATPaseの構造解析結果から機能中の複数の構造を分類して解析できる動的構造解析法という単粒子解析の一つの特徴について述べる.
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