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自然リンパ球は恒常的に脂腺機能を制御し,常在細菌の平衡状態を調節する

Homeostatic control of sebaceous glands by innate lymphoid cells regulates commensal bacteria equilibrium
Kobayashi T, et al:Cell, 176:982-997, 2019
小林哲郎
Tetsuro Kobayashi:Laboratory for Innate Immune Systems, RIKEN Center for Integrative Medical Sciences(理化学研究所生命医科学研究センター自然免疫システム研究チーム)
10.18958/6421-00003-0001233-00

近年,常在細菌叢が宿主の免疫機能や代謝などに重要な働きをすることが明らかになりつつあるが,細菌叢の平衡状態が維持されるメカニズムはこれまでほとんど研究されてこなかった.本研究では自然リンパ球が組織とダイナミックな相互関係を構築し,バリア恒常性とマイクロバイオームバランスを維持しているメカニズムを明らかにした.

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