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【スマホで読める実験医学】ERVmapシークエンシング解析法の開発と内在性レトロウイルス発現のゲノムワイドな解析
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ERVmapシークエンシング解析法の開発と内在性レトロウイルス発現のゲノムワイドな解析
ERVmap analysis reveals genome-wide transcription of human endogenous retroviruses
Tokuyama M, et al：Proc Natl Acad Sci U S A, 115：12565-12572, 2018
Maria Tokuyama/Eriko Kudo/Akiko Iwasaki：Department of Immunobiology, Yale University School of Medicine（Yale大学医学部免疫生物学科）
10.18958/6421-00003-0001234-00
ヒトゲノムには内在性レトロウイルス（endogenous retrovirus，ERV）とよばれるウイルス由来と考えられるDNA配列が，タンパク質をコードする遺伝子の約4倍も組込まれている．ERVの塩基配列には高い相同性があるため，これまでシークエンシングデータからERV発現を把握するのはきわめて困難であった．そこで本研究では新たなシークエンシング解析ツール“ERVmap”を開発し，それを用いてがんや自己免疫疾患患者由来の細胞において特徴的なERVの発現プロファイルを解析した．
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