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【スマホで読める実験医学】抑制化受容体を標的とした熱帯熱マラリア原虫による免疫逃避機構
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抑制化受容体を標的とした熱帯熱マラリア原虫による免疫逃避機構
Immune evasion of Plasmodium falciparum by RIFIN via inhibitory receptors
Saito F, et al：Nature, 552：101-105, 2017
Fumiji Saito1）/Kouyuki Hirayasu2）/Hisashi Arase1）2）：Department of Immunochemistry, Research Institute for Microbial Diseases, Osaka University1）/Laboratory of Immunochemistry, WPI Immunology Frontier Research Center, Osaka University2）（大阪大学微生物病研究所免疫化学分野1）/大阪大学免疫学フロンティア研究センター免疫化学研究室2））
10.18958/5577-00003-0001517-00
生命を脅かすマラリアの原因は，熱帯熱マラリア原虫の感染である．くり返し熱帯熱マラリア原虫に感染しても十分な獲得免疫は成立しないが，その免疫抑制機構についてはほとんどわかっていなかった．今回，われわれは熱帯熱マラリア原虫には免疫抑制化レセプターを利用した免疫逃避機構が存在することを明らかにした．
スマホで読める実験医学とは
