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【スマホで読める実験医学】液-液相分離による核内タンパク質分解機構の発見：ユビキチン・プロテアソーム系も液-液相分離により制御！
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液-液相分離による核内タンパク質分解機構の発見：ユビキチン・プロテアソーム系も液-液相分離により制御！
Stress- and ubiquitylation-dependent phase separation of the proteasome
Yasuda S, Tsuchiya H, Kaiho A, et al：Nature, 578：296-300, 2020
Sayaka Yasuda/Hikaru Tsuchiya/Akinori Endo/Yasushi Saeki：Laboratory of Protein Metabolism, Tokyo Metropolitan Institute of Medical Science（東京都医学総合研究所蛋白質代謝研究室）
10.18958/6569-00003-0000918-00
ユビキチン・プロテアソーム系によるタンパク質分解の時空間的制御は未解決の重要課題である．今回われわれは，プロテアソームが高浸透圧ストレスに応答して核内で液滴を形成すること，ポリユビキチン鎖と基質シャトル分子RAD23Bの液-液相分離がプロテアソーム液滴の形成を誘導しタンパク質分解を促進させることを見出した．
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