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NADによるイントラクラインを介した加齢性ドライアイ軽減法

Reactivation of local intracrine activity by NAD toward treatment of age-associated dry eye disease
Sasaki, et al:Nat Aging, 2:105-114, 2022
土居雅夫,佐々木玲奈,濵田悠貴,鑓水大介
Masao Doi /Lena Sasaki /Yuki Hamada/Daisuke Yarimizu:Department of Systems Biology, Graduate School of Pharmaceutical Sciences, Kyoto University(京都大学大学院薬学研究科)
10.18958/7061-00003-0000211-00

ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(NAD)要求性のステロイド合成酵素の眼局所における活性の日内変動をとり戻すことにより,加齢性ドライアイの原因となるマイボーム腺不全を軽減できることを示した.従来の血中を流れるホルモンではなく,組織局所のイントラクラインを標的とした治療法につながる可能性がある.

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