実験医学月刊 連載一覧
本連載では食品学分野における,基礎医学にも通じる第一線の研究成果をご紹介いただきます.予防医学を実現する,食品の秘められた力にご注目ください.
食品が育てる腸内フローラ アガロオリゴ糖による腸内環境改善作用
内藤裕二,東村泰希
米から宇宙へ―unloadingによる筋萎縮を克服する
井田くるみ,内田貴之,赤間一仁,二川 健
吸収されてもされなくても―食品ペプチドの生理作用
原 博
アミノ酸による骨格筋機能の制御
亀井康富,畑澤幸乃,三浦進司
フードケミカルエピジェネティクスによる骨粗鬆症予防 紅茶成分テアフラビンがDNAメチル化制御を抑制
西川恵三
褐色脂肪と中年太り―食品から誘導される体熱産生のしくみ
河田照雄
味覚を変えてしまうタンパク質の謎 酸っぱいものが甘くなる?
三坂 巧
緑茶カテキンを感知するしくみを知り,活かす
立花宏文
レドックスバイオロジーから見た食品と生体防御反応
内田浩二
食べることが動くことに─食品が代替できる運動機能の可能性
佐藤隆一郎