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読み | 項目 | サブ項目 | ページ |
---|---|---|---|
(^-^) | (^-^) | 71 | |
1962 | 1962〜1979年生まれの男性は要注意 | 140 | |
1しゅう | 1週間程度で手掌や足底の皮が剥けるとほぼ確定 | 145 | |
5ふんし | “5分診察法” | 85 | |
Aぐんよ | A群溶連菌性咽頭炎の判断基準「咳嗽なし」の意味するところは? | 32 | |
Behçet | Behçet病による無菌性髄膜炎 | 115 | |
Centor | Centorの診断基準として有名なA群溶連菌による咽頭炎(細菌感染)を疑う項目の1つに「咳がない」となっている | 8 | |
CK | CKを根拠にしてのrule in/outのどっちもダメ | 143 | |
CMV | CMV mononucleosis(サイトメガロウイルス性単核症) | 102 | |
crowned | crowned dens syndrome | crowned dens syndromeも,今やcommon diseaseと化してます | 133 |
crowned dens syndrome | 161 | ||
crowned | crowned dens過剰診断症候群 | 162 | |
CRP | CRPは高齢者に限らず精神疾患患者など訴えの乏しい患者さんで何らかの炎症が起こっているという“気づき”の1つ | 209 | |
De-escalation | De-escalation | De-escalationはcommon diseaseほど難しいのです | 222 |
「De-escalationするから」という表現は,時において「エンピリックはbroad(広域)でもいいよね」の言い訳として使われている | 225 | ||
jolt | jolt accentuation of headacheは「所見がないと否定できる」という使い方 | 106 | |
neck | neck flexion testやjolt accentuation of headacheが陽性で,かつ最もつらい症状が「頭痛」と患者さんが言う場合 | 108 | |
NTM | NTM | 非結核性抗酸菌症(NTM)が増えている | 262 |
NTMは染色性がよくないグラム陽性桿菌で,報告のされ方によっては現場の医師は一般細菌と区別できません | 262 | ||
SLE | SLEとのオーバーラップ | 155 | |
sudden | sudden onset | sudden onsetの病歴がとれた場合は,①vascular(血管性),②perforation(穿孔),③stone(結石)と考える癖 | 37 |
頸部でのsudden onsetの病歴 | 158 | ||
狭心症は頸部痛でも来院しますが,丁寧に聞くとsudden onset(発症時が最高の痛み)ではありません | 159 | ||
UTI | UTI,複雑性でも単純性 | 228 | |
あきゅう | 亜急性壊死性リンパ節炎の疑いと病理検査結果が戻ってきても結核だったということはあり | 156 | |
あきゅう | 亜急性甲状腺炎を診断するコツ | 38 | |
あっかし | 「悪化しないか心配」への十分な配慮 | 69 | |
あなたの | あなたの背中を押してくれるのが,「明確な接触歴」,もしくは「現在何が流行っているか?」の情報です | 139 | |
あるくば | 歩くバイオテロです | 292 | |
あれるぎ | アレルギー性鼻炎・季節性鼻炎では | 19 | |
あれるぎ | “アレルギーの王様”といわれます | 274 | |
あわいこ | 淡い紅斑をベースにしたmaculopapular rash+耳介後リンパ節腫脹は風疹 | 140 | |
いけめん | イケメンだったらどれほどよかったか | 70 | |
いしきし | “意識障害”や“局所神経所見”が少しでもあれば,血液・髄液培養,髄液ヘルペスPCR検査の結果が返ってくるまでは,治療可能なものとして細菌性(+ヘルペス)として対応する | 112 | |
いじょう | 「異常な所見がない」を連呼しましょう! | 69 | |
いたみが | 痛みが食事で改善しない | 34 | |
いちげん | 一元的ではない典型症例あるある | 217 | |
いちょう | 胃腸炎であればずばり「おしりからおしっこが出る感じですか?」と聞くとよいでしょう | 122 | |
いちょう | 胃腸炎流行時期の糖尿病ケトアシドーシス(DKA)の見逃しに注意する | 124 | |
いっぱん | 一般の方への教育・啓発にご利用ください | 293 | |
いまつば | 今,唾を飲み込んでみてください.痛いですか? | 10 | |
いんとう | 咽頭違和感症 | 44 | |
いんとう | 咽頭痛 | 咽頭痛は嚥下痛かどうかを必ず確認すること! | 10 |
“killer sore throat”(死の危険性のある咽頭痛) | 29, 35 | ||
問診票ではなぜかすでに咽頭痛と変換されている | 30 | ||
咽頭痛や嚥下時痛の訴えがしっかりあるわりに見た目の咽頭所見が軽い | 37 | ||
咽頭痛(嚥下時痛となってもよい)の訴えがしっかりあるにもかかわらず,鼻汁や咳がなく,咽頭所見も軽微で,CRP(5前後)に比べて赤沈の上昇(50以上)が目立つ | 38 | ||
咽頭痛の訴えがないのに,「喉を見たら咽頭発赤(+)なのでウイルス性咽頭炎(風邪)」というゴミ箱診断 | 42 | ||
「咳をすると痛い」という患者さんも咽頭痛に紛れることがあり | 59 | ||
いんとう | 「咽頭痛>咳,鼻汁」となる場合 | 29 | |
いんふる | インフルエンザ | インフルエンザの場合,肺炎ではなくても,悪寒,高熱,頻脈をきたすことがある | 60 |
インフルエンザウイルスは,かなり強い関節痛(+筋肉痛)をきたしますが,「関節炎(疼痛だけでなく腫脹,発赤,可動域制限)」まできたすことは稀です | 128 | ||
明日仕事を休んだほうがよいですか? | 291 | ||
ういるす | ウイルス性胃腸炎 | ウイルス性胃腸炎のnatural course | 121 |
(ウイルス性胃腸炎)3症状チェック | 122 | ||
えいせい | 衛生研究所のホームページを調べてみる | 46 | |
えしせい | 壊死性筋膜炎の診断のコツ | 壊死性筋膜炎の診断のコツ | 143 |
えとす | 「エトス(信頼)」「パトス(共感)」「ロゴス(論理)」 | 70 | |
えんげじ | 嚥下時痛 | 嚥下時痛なのか,それとも嚥下時痛ではないのか | 30 |
喉が痛いという主訴にもかかわらず,嚥下時痛の病歴がとれない場合は要注意 | 30 | ||
Lemierre症候群は先行する嚥下時痛は基本的にありますが,Lemierre症候群診断時にはなくてもよい | 159 | ||
咽後膿瘍単独で来られると,なぜか嚥下時痛がはっきりせず,頸部痛をメインに訴えられます | 159 | ||
高齢者で明確に嚥下時痛を伴う風邪の患者さんはとても少ない | 185 | ||
高齢者が明確な嚥下時痛を訴える場合には詳細な病歴をとり,咽頭カンジダやヘルペスなどを考えて耳鼻咽頭科でファイバースコープを用いた咽喉頭の診察をする | 186 | ||
おいたち | 生い立ち(サルコイドーシスは北に多く,特に北海道でも富良野に多い) | 153 | |
おうとの | 嘔吐の原因を検索せよ.特に心血管系疾患,脳血管障害を考える | 201 | |
おかしい | おかしい | 現時点では,その症状を『風邪』と言うにはおかしいですね | 5 |
現時点では風邪というのはおかしいので,新しい症状が出てこないか注意して経過をみてください | 90 | ||
風邪にしてはおかしい | 96 | ||
「痛みが強すぎ」もおかしい | 143 | ||
おかんせ | 悪寒戦慄 | ガツンと悪寒戦慄を伴う | 57 |
悪寒戦慄の病歴 | 77 | ||
おぐさわ | “オグサワ” | 275 | |
おなかの | お腹の風邪のようなものです | 7 | |
かいこう | 開口障害 | 一番の決め手は開口障害の病歴 | 35 |
開口障害lateral pharyngeal space(傍咽頭間隙)への炎症の波及を意味 | 35 | ||
開口障害の病歴 | 159 | ||
がいらい | 外来良性不明熱の横綱 | 102 | |
かぜ | 風邪 | 風邪を4つ(典型的風邪型,鼻症状メイン型,喉症状メイン型,咳症状メイン型)に分類する | x |
「よくわからない=風邪」をつい頻用してしまっている | 5 | ||
「典型的風邪型」の具体的症例と処方例 | 12 | ||
風邪診療での一番の悩みである「細菌性 vs ウイルス性」の判断 | 17 | ||
風邪の「ぶり返し」「こじらせた」 | 21 | ||
かてーて | カテーテル関連血流感染症(CRBSI) | カテーテル関連血流感染症(CRBSI) | 88 |
CRBSIは今は外来で起こる時代(積極的な外来化学療法など) | 88 | ||
他院で化学療法を行っている患者さんのポートの存在を見逃す | 88 | ||
かへきの | 下壁の心筋梗塞は嘔気・嘔吐も伴いやすい | 124 | |
からだが | 体が震えて止まらない | 77 | |
かれいせ | 加齢性変化部位=人工物 | 212 | |
かんじゃ | 患者さんがshakingしていたら,まず主治医がshakingしなさい | 78 | |
かんじゃ | 患者さんにやる前にまず自分にやってみたら? | 223 | |
かんせつ | 関節液の細胞数が50,000/μL以上であれば治療開始としたことを咎めることはできないでしょう | 131 | |
かんせつ | 関節炎 | 関節炎まできたしうるウイルス | 128 |
関節痛だけなのか,それとも関節炎まできたしているのか | 128 | ||
「可動域制限」を伴う場合は関節炎と考えてよい | 129 | ||
患者さんが,関節痛に加えて「腫れている」と訴える場合は腫れている(関節炎になっている)と考えてアプローチすること | 129 | ||
関節炎かどうかは本人に聞こう! | 130 | ||
結晶性の可能性が高いと思っても,関節炎がある場合は血液培養が重要で,それに救われることになります | 134 | ||
かんせん | 感染情報右肩上がり+数個でも水疱=水痘 | 140 | |
かんせん | 感染性心内膜炎 | 感染性心内膜炎の可能性もあるかもしれない | 84 |
感染性心内膜炎を疑う時のコツ | 87 | ||
かんのう | 肝膿瘍,化膿性胆管炎を疑う時のコツ | 87 | |
かんぴろ | カンピロバクター | 「昨夜は悪寒戦慄あり,今朝からちょっと軟便(もしくは軽度腹痛)」と言われた場合は,カンピロバクターかも知れない | 88 |
カンピロバクター腸炎は初期は消化器症状を伴わない高熱のみで受診することがあります | 120 | ||
かんぽう | 漢方薬 | 半夏厚朴湯トライアル | 44 |
漢方薬を処方する際の全般的なコツ | 44 | ||
とってもよい薬があります | 44 | ||
麻黄湯などの漢方薬を抗インフルエンザ薬の代わりに処方する | 285 | ||
甘草(偽性アルドステロン症の原因)は漢方医学的には胃薬なので,有名どころの漢方薬にはほぼ入っている | 299 | ||
とってもいい薬があるんですよ | 299 | ||
漢方医学がよい適応となるもの | 299 | ||
この程度の処方でも漢方薬の素晴らしさは実感できます | 301 | ||
きくちび | 菊池病 | 菊池病かどうか | 53 |
「菊池病っぽい」と考える時 | 154 | ||
菊池病は,若い(20代くらい)患者で,自発痛・圧痛を伴う隆々とした局所頸部リンパ節腫脹を認め(図1),かつ咽頭痛(嚥下時痛)は原則として認めません | 154 | ||
きちんと | きちんと聞くと「痛みの部位が移動する」という病歴がとれる | 39 | |
ぎつうふ | 偽痛風の背後に感染症(誤嚥性肺炎や胆嚢炎など)や脱水をきたす薬剤・病態がないかを確認 | 218 | |
きゅうせ | 急性肝炎と急性心筋炎 | 98 | |
きゅうせ | 急性喉頭蓋炎を診断するコツ | 37 | |
きゅうせ | 急性前立腺炎を疑う時のコツ | 87 | |
きゅうせ | 急性の単関節炎で最も多いのは「結晶性関節炎(痛風・偽痛風)」であり,多関節炎で多いのはやっぱり若年者の「ウイルス性」となります | 130 | |
きゅうな | 急な発熱を主訴に来院した患者さんで,感染のフォーカスを示す局所臓器症状(つまり,咳・鼻汁・咽頭痛・腹痛・下痢など)をはっきりと認めない | 76 | |
きょうし | 狭心症 | 37 | |
きょくし | 局所臓器所見がはっきりしにくい細菌感染症 | 80 | |
きょさい | 巨細胞性動脈炎 | 117 | |
ぐたいて | 具体的な処方例 | 275 | |
くびのり | 首のリンパの痛みが持続するのと手の皮がむけてきた | 149 | |
くもまく | くも膜下出血 | 頭痛の訴えのないくも膜下出血 | 37 |
首から上で突然何かが起こったら,一度はくも膜下出血を考える | 37 | ||
くも膜下出血も「首が痛い」と言って受診することがあります | 158 | ||
「首から上で突然何かが起こった」と患者さんが言ったら,一度は“くも膜下出血”を考える | 159 | ||
ぐらむせ | グラム染色をしようと思える患者かどうか | 57 | |
けいぶつ | 頸部痛が嚥下時痛かどうかは重要で | 152 | |
けいぶの | 頸部の疼痛や腫瘤性病変に加え,発熱をきたしうる疾患の分類 | 153 | |
けっかく | 結核の集団感染など大きなピットフォール | 222 | |
けっきょ | 結局はリンパ節 | 152 | |
けっしょ | 結晶性関節炎は原則は単関節炎なのですが,高齢者では多関節炎として来院しうる | 132 | |
けっせつ | 結節性紅斑 | 141 | |
げりとい | 下痢という主訴で,実は消化管出血だったということもある | 124 | |
こういん | 抗インフルエンザ薬 | 抗インフルエンザ薬選択のコツ | 280 |
抗インフルエンザ薬を処方しようが,処方しまいが,再受診のタイミングをしっかり説明する | 287 | ||
タミフル®︎は処方しますが,これを飲めば奥様にうつらないということではないので,咳エチケットや手洗いなどをしっかり行ってください | 288 | ||
こうきん | 抗菌薬 | 膿性鼻汁のみでは,細菌性と判断して抗菌薬処方とするのに十分な所見ではない | 18 |
「細菌感染症=抗菌薬」という呪縛から逃れましょう | 23 | ||
抗菌薬フルコース投与でも改善しないと紹介 | 40 | ||
“肺に基礎疾患がない人”に,気管支炎という病名で,肺炎球菌,インフルエンザ桿菌,モラキセラ・カタラーリスを狙った抗菌薬を処方することは原則ない | 54 | ||
胸部X線写真に影があるかないかで判断していると,抗菌薬が必要な症例の見逃しが明らかに増える | 55 | ||
抗菌薬が必要な細菌性腸炎はどのような場合でしょうか? | 118 | ||
カンピロバクターが必要な細菌性腸炎はどのような場合でしょうか? | 119 | ||
「抗菌薬を開始する時はやめる時も考える」という青木眞先生の教え | 131 | ||
「誤嚥を目撃した→ polymicrobial(多菌種)な感染症→広域抗菌薬を開始」と,ごく当たり前のように行っていたとするならば,それは間違い | 195 | ||
抗菌薬を開始する時はやめる時も考える | 237 | ||
人工関節感染症を1期的に治療する場合の内服抗菌薬一覧 | 238 | ||
抗菌薬投与によるリウマチ熱予防のNNTが約3,000〜4,000というところも丁寧に考えよう | 244 | ||
抗菌薬の簡易懸濁法 | 249 | ||
R(耐性)の抗菌薬でよくなった場合でも,理想の治療に近づける必要のある病態 | 259 | ||
外来内服抗菌薬使用一覧 | 272 | ||
抗菌薬がはずれていたのですがよくなっています | 287 | ||
こうけい | 後頸部リンパ節もちょっと触れる | 39 | |
こうけい | 後頸部リンパ節は原則として異常 | 152 | |
こうじょ | 甲状腺ホルモンの異常により,倦怠感や微熱(hyperのphase)が引き起こされ,診断がつかずドクターショッピングになっている | 99 | |
こうせい | 抗精神病薬のせいかうまく咳が出ていない | 286 | |
こうねつ | 高熱が出るとしても,それが3日以上続く場合は「診断がつくウイルス感染であることが多い」 | 89 | |
こうぶこ | 「項部硬直がない」と自信をもって言えますか? | 107 | |
こうれい | 高齢者 | 高齢者の急性の発熱・炎症所見チェックリスト | xviii |
高齢者は補液のしすぎで痰に溺れることがある | 56 | ||
高齢者の突然発症の嘔吐(下痢なし)を安易に胃腸炎としない | 124 | ||
高齢者の多関節炎の鑑別 | 132 | ||
高齢者の多関節炎にもかかわらず細菌性のことがあります | 133 | ||
高齢者の「発熱+頸部痛型」といえばcrowned dens syndrome | 161 | ||
高齢者はこれまでのウイルス曝露歴が豊富ですので,それだけ実際に多くの免疫を獲得していますし,似たウイルスの曝露では症状が軽くなりやすい | 179 | ||
鼻症状がメインで鼻汁を垂らした高齢者に意外に出会わない | 182 | ||
高齢者の鼻汁は薬剤性(rhinitis medicamentosa)では? | 183 | ||
高齢者に抗ヒスタミン薬を処方する場合も,ふらつきや尿閉を常に考え | 184 | ||
高齢者の肺に“慢性肺臓病”あり | 191 | ||
高齢者では明確な肺の基礎疾患が指摘されていないのに細菌性気管支炎としか思えない患者さんにも出会います | 191 | ||
高齢者の咳症状メイン型では非高齢者の数倍抗菌薬による肺炎予防効果はある(40人に1人くらいは肺炎かも) | 193 | ||
高齢者ではあらゆる疾患の初期症状として嘔吐があってもよいという気持ちで検索する | 201 | ||
高齢者の風邪は“Atypical is typical(非典型こそ典型)” | 209 | ||
高齢者の急な発熱・炎症所見チェックリスト | 210 | ||
高齢者の感染症Big 3が肺炎・尿路感染症・胆道系感染症 | 212 | ||
高齢者では無症候性細菌尿というフェイク | 223 | ||
高齢者は薬剤耐性菌のすみかに | 224 | ||
高齢者では積極的な内服へのスイッチが患者さんのためになることを日々実感します.ただし | 232 | ||
高齢者の長期抗菌薬治療が必要な感染症 | 236 | ||
高齢者の重症感染症時は浮腫により末梢ルートがとりにくい | 248 | ||
高齢者で考慮すべき簡易懸濁法 | 252 | ||
なぜ高齢者の喀痰に大腸菌や腸球菌など便(腸内細菌叢)を想像させる微生物が生えてくるのか? | 263 | ||
高齢者の感染症は赤ちゃん返り | 265 | ||
高齢者の発熱+意識障害で,肝硬変がないのに高アンモニア血症をみたら,それは尿路感染症 | 265 | ||
高齢者のアエロコッカス属の菌血症は尿路感染症 | 265 | ||
高齢者に使用すると,めまい・ふらつきを起こし,転倒の原因となることがある | 274 | ||
ごえん | 誤嚥 | 誤嚥初期の化学性の肺障害は“誤嚥性肺臓炎”(aspiration pneumonitis)とよばれます | 196 |
誤嚥の病初期に,肺という究極の好気性環境で嫌気性菌が積極的に関与しているとは考えにくい | 199 | ||
ごえんせ | 誤嚥性肺炎 | 誤嚥によって肺実質に感染が起こった状態を“誤嚥性肺炎”(aspiration pneumonia)とよびます | 196 |
誤嚥性(化学性)肺臓炎としての収束を待てるのか,それとも誤嚥性肺炎なのか | 197 | ||
誤嚥性肺炎が疑われるゲシュタルト(臨床像) | 198 | ||
誤嚥性肺炎への具体的な処方例 | 199 | ||
誤嚥性肺炎のX線所見ははっきりしなくてもよい | 204 | ||
ごしんへ | 誤診へまっしぐら | 30 | |
こもんな | コモンな感染症で短期治療により差がないとされるもの | 243 | |
こんなに | こんなに重篤な疾患の患者さんが,歩いて外来を受診するはずがないという認識の修正 | 4 | |
こんなに | こんなに喉が痛い風邪は初めて | 39 | |
さいきん | 細菌性髄膜炎の髄液所見 | 112 | |
さいきん | 細菌性副鼻腔炎 | 細菌性副鼻腔炎の多くは自然によくなる | 22 |
細菌性副鼻腔炎として治療が必要な状況 | 22 | ||
細菌性副鼻腔炎に対する治療目標は菌の全滅ではない | 23 | ||
さいごの | 最後の最後はStill病 | 141 | |
さこつじ | 鎖骨上リンパ節は性状によらず100%異常です | 152 | |
さゆうの | 左右の喉のどちらかが痛い | 34 | |
さんさし | 三叉神経領域の帯状疱疹 | 117 | |
しずいえ | 歯髄炎 | 88 | |
じつは | 実はacute MR(acute mitral regurgitation;急性僧帽弁閉鎖不全症)で,心不全の初期症状としての咳だった | 4 | |
じつは | 実は……風邪に効く薬ってないんです…… | 68 | |
じぶんで | 自分で撮った | 42 | |
じぶんの | 自分の考えでいいので,今回の症状の原因として,『こんなことが関係していないかなぁ』とか,『こんな病気が心配だなぁ』とか,何か考えることがあったら教えてもらってもいいですか? | 44 | |
じゅうど | 「重度の発作性の咳で吐く」とか「睡眠障害がある」時は百日咳を考えてもよい | 60 | |
しゅしょ | 手掌(もしくは足底)に皮疹があれば,手足口病か梅毒 | 140 | |
じゅしん | 受診のきっかけ | 高齢者,受診のきっかけUTI | 217 |
受診のきっかけUTIの背後にある頻度の高い疾患(筆者作成) | 218 | ||
受診のきっかけ頸部骨折(大腿骨) | 218 | ||
受診のきっかけ偽痛風(動けない) | 218 | ||
しょうじ | 症状すべてに薬を出すとするとたくさんになってしまうので,上位2つくらいにしませんか? | 69 | |
しょうれ | 症例+具体的処方例 | 鼻症状メイン型(鼻汁>咳,咽頭痛) | 25 |
咳症状メイン型(咳>鼻汁,咽頭痛) | 61 | ||
しょくじ | 食事もとれない | 35 | |
じょくそ | 褥瘡感染症はいったんかなり減少しましたが,近年,再度増加傾向にある印象 | 219 | |
じんうじ | 腎盂腎炎 | 腎盂腎炎はCVA叩打痛もはっきりしないことが多い | 86 |
腎盂腎炎疑いに紛れ込む重篤な感染症Big 3 | 86 | ||
じんこう | 人工物感染症が疑われる場合は積極的に抗酸菌培養も検討することが重要. | 262 | |
じんこう | 人口予測ほど裏切らない未来予測はない | 170 | |
しんたい | 身体所見で脾腫を認める咽頭炎 | 39 | |
しんだん | 診断のつかないウイルス性肝炎 | 97 | |
ずいまく | 髄膜炎 | 髄膜炎が疑われて腰椎穿刺をするのはどのような状況でしょうか? | 106 |
髄膜炎スクリーニングの裏技 | 107 | ||
もともと首が長い人では髄膜炎でなくても顎が胸につかないこと | 107 | ||
髄膜炎を見逃さない一番のコツは,腰椎穿刺の閾値をいかに下げるか | 108 | ||
髄膜炎は最初から髄膜炎でくる(発熱+頭痛のみ) | 108 | ||
ずいまく | 髄膜炎菌敗血症による皮疹 | 144 | |
すうかげ | 数カ月間それを知って過ごすかどうかは,患者さんにとってはとても大きな問題 | 38 | |
せーたー | セーターをはおりたくなる | 77 | |
せき | 咳 | 明らかに先行する風邪症状がある場合でも3週間以上続く咳の患者さんを診た場合は,積極的に胸部X線検査を考慮することが望ましい | 61 |
せきのな | 咳のない肺結核 | 101 | |
せきびじ | 咳>鼻汁,咽頭痛 | 53 | |
せきをし | 咳をした時に喉が痛い | 10 | |
せきをし | 「咳をして痛い」という病歴 | 31 | |
せなかが | 背中が重だるいとか,違和感はないですか? | 85 | |
せなかか | 背中から針を刺さないと(←この表現が大切)(腰椎穿刺をしないと)完璧にはわからない | 110 | |
せんこう | 先行する軽い感冒様症状→その後,見た目はわからないくらいのむくみ+かゆみ | 146 | |
せんたく | 選択の自由を確保しながら,金銭的なインセンティブを用いないで,行動変容を引き起こす意思決定のサポートを提示する(行動経済学) | 71 | |
そのすこ | そのスコアリングの意味するところ(つまり注目すべきポイント)を読みとる | 157 | |
それをの | それを飲んだから「早くよくなる」とか「こじらせない」とかではないんです | 69 | |
だいどう | 大動脈解離 | 実は大動脈解離だった | 4 |
大動脈解離 | 37 | ||
大動脈解離は,内頸動脈解離を伴わなくてもA型であれば頸部・咽頭の症状で来院しうるし,微熱・炎症所見も伴うことがあります | 158 | ||
たけいし | 多形滲出性紅斑 | 141 | |
たしょう | 多症状を呈するのがウイルス感染の特徴! | 7 | |
たまたま | たまたま通りかかった指導医 | 161 | |
たまには | 「たまに発熱するが勝手によくなる」といったエピソードがある患者さんには不顕性誤嚥を起こしていないかを疑う | 198 | |
たん | 痰 | 痰という訴えは後鼻漏による鼻汁であることが多い | 10 |
痰という訴えの80%以上で鼻汁だった | 11 | ||
たんかん | 胆管炎かもしれない | 84 | |
ちきゅう | 地球は1日が24時間で1週間が7日なだけでしょ(笑) | 243 | |
ちゅうす | 虫垂炎は「よくある」&「見逃してはいけない」消化器症状型疾患の横綱! | 124 | |
でんせん | 伝染性単核球症 | 伝染性単核球症を診断するコツ | 39 |
伝染性単核球症の血清学的診断 | 41 | ||
伝染性単核球症が完全には否定できない状況下でアモキシシリンを処方してしまうと皮疹出現のリスクを背負う | 48 | ||
もし,全身性に表在リンパ節腫脹を認める場合は伝染性単核球症(HIV含む)だけでなく,悪性リンパ腫の可能性も考慮する必要 | 152 | ||
とうひの | 頭皮の毛髪生え際を観察すると黄疸がわかりやすい | 84 | |
とくにこ | 特に子ネコ | 153 | |
とめよう | 止めようと思っても止まらないほどの震えでしたか? | 78 | |
とりがー | トリガーとして脱水(脱水の原因としては利尿薬など薬剤性や誤嚥性肺炎など) | 133 | |
なぜか | なぜか | なぜか「わからない」と答える患者さん | 10 |
なぜか教えてくれない肛門周囲膿瘍 | 87 | ||
なぜか教えてくれない蜂窩織炎と肛門周囲膿瘍 | 88 | ||
なぜか患者さんからは教えてくれない蜂窩織炎.リケッチアの皮疹も,患者さんが教えてくれない | 140 | ||
なんとな | なんとなく体が赤くてかゆい | 145 | |
にほうせ | 二峰性 | 細菌性を疑う場合に臨床的にきわめて有用な病歴があります.それは二峰性の病歴です | 20 |
二峰性 | 57 | ||
にんぷ | 妊婦・授乳中の処方 | 13 | |
ねあせ | 寝汗 | 寝汗(びっしょり:パジャマ交換するほど) | 58 |
寝汗は肺炎を疑うプラス所見となっている | 59 | ||
ねつがさ | 「熱が下がらない」と子どもの後ろでお母さんがお怒り | 65 | |
のどしょ | 喉症状メイン型(咽頭痛>咳,鼻汁) 症例+具体的処方例 | 46 | |
のどのい | 喉の痛み(違和感)へのアプローチ | 45 | |
のどのい | 「喉の違和感」程度の主訴 | 43 | |
はいえん | 肺炎 | 肺炎を疑う病歴の極意 | 57 |
肺炎を疑うDiehr診断ルール | 58 | ||
咽頭痛のなかに肺炎がいる可能性を感じとっている | 59 | ||
非定型肺炎の原因となる微生物は肺外症状を伴うことがあるので,皮疹(特に多形滲出性紅斑が多いが,それ以外でもよい)や関節腫脹,時に肝機能異常を伴う場合はマイコプラズマやクラミドフィラを考えてもよい | 65 | ||
「3領域の症状があるのに3日たっても解熱しない若年成人で,X線写真を撮ったら肺炎(肺外症状があったら儲けもの)」というところが気づき | 66 | ||
グラム陰性桿菌が真に肺炎を起こすと,時間単位で増悪する激烈壊死性肺炎の臨床像を呈する | 263 | ||
はいけっ | 敗血症の高熱 | 77 | |
ばいどく | 梅毒は痛くない | 140 | |
はくたい | 白苔 | 朝は白苔がないのに,夕方はある | 33 |
“毛布のような”白苔 | 39 | ||
はつねつ | 「発熱+皮疹型」としては忘れてはいけないものとしてトキシックショック症候群(toxic shock syndrome:TSS) | 144 | |
はつねつ | 発熱+関節痛型 | 127 | |
はつねつ | 「発熱+頸部痛型」の感染症で最悪のシナリオ | 159 | |
はつねつ | 発熱+頸部痛型 | 151 | |
はつねつ | 発熱+頸部リンパ節腫脹型 | 152 | |
はつねつ | 発熱+皮疹型 | 137 | |
はつねつ | 発熱+消化器症状型 | 117 | |
はつねつ | 発熱+頭痛型 | 105 | |
はなみず | 鼻水がない | 34 | |
ばりうむ | バリウムを誤嚥した患者さんのX線所見 | 205 | |
ぱるぼう | パルボウイルス感染症 | 外来診療に紛れている魅惑のパルボウイルス感染症 | 145 |
成人のパルボウイルス感染症を疑うコツ | 147 | ||
ぱるぼと | パルボと風疹 | 129 | |
びじゅう | 「鼻汁>咳,咽頭痛」となる場合 | 17 | |
ぴっとふ | ピットフォールはありません | 10 | |
びねつけ | 微熱+倦怠感型 | 95 | |
びねつけ | 「微熱+倦怠感型」の二大重要疾患 | 98 | |
びねつけ | 「微熱+倦怠感」を訴える疾患として,一過性の甲状腺炎 | 99 | |
ふくびく | 副鼻腔炎 | 117 | |
ふくびく | 副鼻腔炎での専門科コンサルトとすべき状況 | 23 | |
ふだんと | 普段と比べて曲げにくいですか? | 107 | |
ふめいね | 不明熱と思っているのはおまえだけだ | 89 | |
ぷらいま | プライマリ・ケア医は多くのコモンな感染症でガイドラインよりも長い治療期間を設定してしまっている | 242 | |
ぺにしり | ペニシリン投与で全身にびまん性紅斑をきたした場合 | 40 | |
へんとう | 扁桃周囲膿瘍を診断するコツ | 35 | |
ほうかし | 蜂窩織炎 | 蜂窩織炎と診断しても,進行のサインを見逃さない | 142 |
水疱を伴う蜂窩織炎疑いは,必ず壊死性筋膜炎を除外すること | 143 | ||
まいこぷ | マイコプラズマ肺炎 | マイコプラズマ肺炎をどう判断(診断)するか? | 63 |
マイコプラズマ肺炎 多領域の症状+38℃以上の発熱が3日以上続く若年成人+流行がある場合は,胸部X線写真をチェック | 64 | ||
みぎとひ | 右と左で差はないですか? | 85 | |
みみのし | 耳の下が痛い | 39 | |
むくみと | “むくみ”という主訴で受診していることが多い | 145 | |
むしょう | 無症候性細菌尿の頻度 | 91 | |
もうふを | 毛布を何枚かかぶりたくなる | 77 | |
もっとも | 最も大切なことは「患者さんの脱水の程度はどうか」 | 118 | |
もっとも | 最も見逃してはいけない急性疾患は「化膿性関節炎」で,原則は単関節炎です(約90%) | 131 | |
ゆびわが | 指輪がきつくなった | 145 | |
ようつい | 腰椎穿刺は背中からの採血! | 109 | |
りうまち | リウマチ性多発筋痛症 | リウマチ性多発筋痛症(polymyalgia rheumatica:PMR)は思っている以上に急性発症です(発症の日にちが言えるのが特徴) | 99 |
リウマチ性多発筋痛症 | 117 | ||
りんきん | 淋菌性をより強く疑うポイントとしては,きわめて痛みの強い移動性の多関節炎で,皮疹を伴う場合 | 132 | |
りんぱせ | リンパ節生検を考慮する場合 | 156 | |
れんさき | 連鎖球菌や腸球菌による亜急性の心内膜炎が「微熱+倦怠感型」に入りうる | 101 | |
わかいだ | 若い男性なんかはちょっとした寒気でも歯をガチガチさせやすく,特異度が低くなる印象 | 78 |