本コンテンツは「トップサイエンティストの英語を聴く!サーチュインに魅せられた研究者たち(仮題)」として単行本化することとなりました(12月中旬発行予定).単行本化にあたり、ダイジェストを除くインタビュー動画の公開は11/15までとなります.予めご了承ください.
本特集「代謝と老化・寿命を結ぶ サーチュイン研究の最前線」を企画された今井眞一郎先生(ワシントン大学)とLeonard Guarente先生(マサチューセッツ工科大学)は、老化研究のLeading Authorityとして長年にわたり世界のサーチュイン研究をリードされている。本インタビューでは、老化研究の歴史、脳などで働く新たなサーチュインの姿、今後10年の研究の展望について伺った。また、Guarente先生の研究室はこれまで優れた研究者を多数輩出している。ラボでの人材育成やライフサイエンスの新しい領域を拓くためのラボ運営の哲学についても併せて伺った。
Shin-ichiro Imai, M.D., Ph.D. 1989年,慶應義塾大学医学部卒業.’93年,同大学大学院医学研究科博士課程修了.医学博士.’93~’97年,同大学医学部微生物学教室助手(高野利也教授).’97~2001年,マサチューセッツ工科大学生物学部ポストドクトラルフェロー(Leonard P. Guarente研究室).’01年7月よりセントルイスのワシントン大学医学部,分子生物学・薬理学部門(現在,発生生物学部門と改称)にAssistant Professorとして赴任.’08年7月よりAssociate Professor(10月よりtenure).医学部時代より20年以上に渡り一貫して老化・寿命研究を行い,現在の研究室のテーマは,「NADワールド」の概念に基づく哺乳類の老化・寿命制御のメカニズム解明と,productive agingを可能にする栄養学的抗老化方法論の開発. |
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Leonard P. Guarente, Ph.D. マサチューセッツ工科大学 (MIT) にて学士取得後,ハーバード大学のJon Beckwith教授の指導のもとで博士号を取得.その後,ハーバード大学Mark Ptashne教授のもとでポスドクとして研鑽を積む.1981年よりMITの生物学部のファカルティーとして研究室を主宰,現在はNovartis Professor of Biologyである.サーチュインと老化の関係を明らかにし,老化研究の世界的リーダーであるとともに,190報以上の論文を発表し,著書には 「Ageless Quest」がある.2008年よりMITにおけるGlenn Laboratory for the Science of Agingを統括している. |
聞き手:蜂須賀修司(実験医学編集部)、佐藤千尋(ワシントン大学医学部)
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