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敗血症におけるサイトカインの個体レベルでの役割

A pairwise cytokine code explains the organism-wide response to sepsis
Takahama M, et al:Nat Immunol, 25:226-239, 2024
髙濵充寛,Nicolas Chevrier
Michihiro Takahama1)2)/Nicolas Chevrier1):Pritzker School of Molecular Engineering, University of Chicago1)/Graduate School of Pharmaceutical Sciences, Osaka University2)(シカゴ大学プリツカー分子工学部1)/大阪大学大学院薬学研究科2)
10.18958/7511-00003-0001654-00

敗血症は,感染に対する制御不能な宿主反応に起因した生命を脅かす多臓器障害である.依然として死亡率は高く,病態制御機構については不明な点が多く残されている.今回われわれは,遺伝子発現を網羅的に解析することにより,敗血症におけるサイトカインの個体レベルでの役割を明らかにした.

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