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【スマホで読める実験医学】進化的に特殊な線虫のテロメアDNA結合タンパク質
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進化的に特殊な線虫のテロメアDNA結合タンパク質
Telomeric double-strand DNA-binding proteins DTN-1 and DTN-2 ensure germline immortality in Caenorhabditis elegans
Yamamoto I, et al：Elife, 10：e64104, 2021
Hiroki Shibuya：Department of Chemistry and Molecular Biology， University of Gothenburg（ヨーテボリ大学）
10.18958/6797-00003-0000735-00
テロメアはDNA末端にある保護構造体であり，その機能異常は染色体の不安定化を引き起こし，細胞の老化やがん化の原因となる．本研究では，線虫において，他のモデル生物とは類似しないユニークなテロメアDNA結合タンパク質を同定した．さらに，このタンパク質が生殖細胞の不死化やテロメアDNA長の制御を担うことを明らかにした．
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