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読み | 項目 | サブ項目 | ページ |
---|---|---|---|
3ごうゆ | 3号輸液4本で1週間などは問題外! | 49 | |
10びょ | 10秒圧迫して40秒以内に戻れば“fast” | 48 | |
やく15 | 約15時間もハウストラ内で行ったり来たり | 31 | |
ARDS | ARDS | ほぼ緊急手術であったので術前評価は不十分にならざるをえなかった | 205 |
術後のSpO2モニターで「あれっ,低いね」っていう感じで始まります | 206 | ||
最初は肺水腫か心不全かなと疑いますが,頸静脈は怒張しておらず,Ⅲ音も聞こえません | 206 | ||
硬い肺は無理に広げないようにすると生存率がよくなる | 206 | ||
必ず経腸栄養を行ってください | 207 | ||
DIC | DIC | 外科系では敗血症,巨大腫瘍,巨大な肝血管腫が原因となることが多い | 315 |
外来患者の場合,出血傾向はこちらから聞き出すか身体診察で確認しないと患者さんは教えてくれない | 315 | ||
敗血症による――では臓器障害が中心 | 316 | ||
腫瘍が原因の――は出血傾向と臓器障害がともに発生することが多い | 316 | ||
産科での――は線溶優位で出血傾向が主です | 316 | ||
TATは――の決定的なマーカーと言えます.…が,測定結果が戻ってくるのに3日かかるのが残念 | 316 | ||
Dダイマーはフィブリンの線溶の結果です | 316 | ||
フィブノゲンまでもが線溶されるような状態(ひどい出血)ではDダイマーよりもFDPが優位に上昇するはず | 316 | ||
患者さんに臓器障害か出血傾向の存在を疑う | 316 | ||
Don’t | Don’t trust anybody | 59 | |
Dだいま | Dダイマーは術後患者だと上昇してしまいあてになりません | 33 | |
ERAS | ERAS(enhanced recovery after surgery) | 59 | |
ER | ERでの | ――外傷ドレッシングについて | 76 |
――動物咬傷の処置 | 74 | ||
fast | fast pitting edema | 48 | |
Fitz | Fitz-Hugh-Curtis症候群 | 38 | |
IgAけ | IgA血管炎(Henoch Schönlein紫斑) | 41 | |
McBu | McBurney点 | ――は指1本で1分間押して“そこが痛いまま!”と患者さんが言ってくれたら陽性的中率93%,特異度89%で急性虫垂炎 | 29 |
Murp | Murphy徴候 | ――のポイント | 27 |
――での胆嚢炎で陽性の場合感度は86% | 28 | ||
――での高齢者では感度48%,特異度79%と偽陰性になることもあります | 28 | ||
NOMI | NOMI | 非閉塞性腸間膜虚血症(――) | 33 |
―― | 36 | ||
バイタルサインは――のほうが圧倒的に悪い | 43 | ||
non | non pitting | 49 | |
oral | oral rehydration saltを少しずつ飲用 | 39 | |
PID | PIDでは腸管の毛羽立ち | 38 | |
psoa | psoas(腸腰筋)徴候 | ――では右下肢を伸展したり,背側に反らしてみると右下腹部痛が強くなります | 29 |
Rovs | Rovsing徴候 | ――の特異度は57〜95% | 29 |
Sist | Sister Mary Joseph結節が有名 | 23 | |
slow | slow pitting edema | 48 | |
Sじょう | S状結腸部の腫瘤は便をふれていることが多いが | 18 | |
xがきえ | xが消えてavyというリズムになると右心不全を考えます | 46 | |
Yers | Yersinia感染はpseudo appendicitisと呼ばれていて右下腹部痛ではじまることが多い | 39 | |
あくせい | 悪性腫瘍の生存率,stage | ―― | 139 |
全がん協部位別臨床病期別5年相対生存率 | 140 | ||
食道がん | 140 | ||
胃がん | 141 | ||
大腸がん | 141 | ||
胆道がん | 142 | ||
良性だと思って切除したら,術後病理検査で「がんです」 | 142 | ||
ポートサイト再発 | 142 | ||
膵臓がん | 143 | ||
手術できなければ生存に向けたわずかな可能性もなくなる | 143 | ||
手術ができるようになったことと生存率の改善にはまだ関連が認められていません | 143 | ||
肝臓がん | 144 | ||
乳がん | 144 | ||
長い間,がんの存在を意識しなければならない | 144 | ||
甲状腺がん | 145 | ||
許されるのならば全摘は控えたい | 146 | ||
あるぶみ | アルブミンは栄養管理が成功していても2週間は上昇してきません | 51 | |
いえのな | 家の中にばかりいるのか | 53 | |
いざんに | 遺残尿膜管の感染を疑う所見 | 29 | |
いっしょ | 一生役に立つ知識と技術 | 150 | |
いと | 糸 | ―― | 67 |
――結び | 62 | ||
うつ,ふあ | うつ,不安感と自殺 | 膵臓がんなどを告知された患者さんはすぐにWebで生存率を調べる | 271 |
がん告知後1週間以内の自殺相対的リスクは12.6にまで上昇 | 271 | ||
うんしん | 運針 | ――中は持針器の輪の中に指を入れないほうが回内,回外しやすく運針が安定する | 65 |
自分の体の向きを変えると,創に直角な――ができます | 73 | ||
えいよう | 栄養 | 軽くみられているのが――評価 | 47 |
――管理は抗菌薬とドレナージに加えうる第3の強力な助っ人 | 50 | ||
――に関する手術リスク判定 | 51 | ||
おうかく | 横隔膜の一部が胎生期に頸部から降りてくることに関係しているかも | 38 | |
おうたい | 黄体出血 | 38 | |
おうだん | 黄疸を見たときの鑑別 | 黄疸時の掻痒は急性の閉塞性黄疸によくみられます | 331 |
掻痒の原因である胆汁酸 | 331 | ||
おとはふ | 音は腹部症状と合わせて判定するのが基本 | 24 | |
がーぜ | ガーゼ | ――で拭くようにいわれたら | 83 |
――は創傷の保護材としてはあまり使いません | 76 | ||
――は端を鑷子でつかみ徐々にずらして出血点を見つけます | 85 | ||
かーぶの | カーブのある傷の縫い方 | 74 | |
かいさん | 海産物を食べた後 | 40 | |
かいだん | 階段を上れるか | 53 | |
かいふく | 開腹 | しっかりした診断ができなくても緊急――する | 36 |
―― | 71 | ||
――時に助手になったら,早速鑷子でガーゼをつかんで待機 | 83 | ||
執刀医の位置に立って「――をさせて」とアピールしよう! | 88 | ||
かおすで | カオスです | 90 | |
かがくり | 化学療法 | 手術施行にあたっては感染性合併症,縫合不全が多くなり | 147 |
肝切除後の肝再生なども不良になります | 147 | ||
発熱性好中球減少症 | 147 | ||
MASCCスコア | 148 | ||
発熱に随伴症状があるか | 148 | ||
血圧低下がないか | 148 | ||
COPDは合併していないか | 148 | ||
脱水はないか | 148 | ||
高齢者でないか | 148 | ||
入院中の発生か | 148 | ||
かくかを | 角化を伴ってカサカサ | 23 | |
かくてい | 確定診断をつける間もなく血圧が下がり全身状態が悪化していく | 35 | |
かこうけ | 下行結腸そのものにはがんの頻度が少ない | 30 | |
かたくな | 硬くなった皮膚の創が軟らかくなるのはリモデリング期に入ってから | 78 | |
かてこら | カテコラミンリリースの身体所見を見逃さない | 60 | |
からだを | 体をゆすってポチャツという音が出るのは | 19 | |
かんかく | 感覚過敏 | ――は右の腰に触れるだけでひりひりとする感じ | 29 |
かんがん | 肝がん | 外科医として最後に手術したいのは | 123 |
手土産の日本酒一升 | 123 | ||
Child-Pugh分類 | 123 | ||
幕内基準 | 124 | ||
肝予備能を徹底的にチェック | 125 | ||
腹水も黄疸もないなら | 125 | ||
ICG負荷試験 | 125 | ||
PTは肝不全の予測因子 | 127 | ||
上昇するとホッと一息つけます! | 127 | ||
かんけつ | 間歇 | ――かつ限局している自発痛 | 34, 40 |
――かつ部位があいまいな自発痛 | 34, 39 | ||
痛みが――的であるのは蠕動に由来する | 34 | ||
がんけん | 眼瞼周囲の浮腫を伴った紅斑 | 23 | |
かんごし | 看護師さんに気に入ってもらえる | 88 | |
かんじゃ | 患者さん | ――は膝を抱えるようにすることで腸腰筋を短縮させ | 29 |
――に「遅いっ」て叱られます | 41 | ||
――はなんとか痛みが楽になる体位を探そうと動き回っています | 41 | ||
かんない | 肝内にガスが乱雑な高エコーを示し“何だこれ?” | 37 | |
かんふぜ | 肝不全になりませんかね? | 150 | |
かんれん | 関連痛について | 105 | |
きかんせ | 気管切開 | ―― | 110 |
気管カニューレを選択 | 112 | ||
カフ圧は圧力計を使って20〜30 cmH2O | 112 | ||
ぎつうふ | 偽痛風 | 術後疼痛,発熱のマイナーな原因である | 334 |
外科の高齢入院患者が手術後でもないのに発熱したというとき | 334 | ||
服を着たまま膝,首,肩,ひじ,足と触れていくと,そのときはじめて痛そうな顔をされる | 334 | ||
ベッドの上で身じろぎもしない! | 334 | ||
手術をしてから体中が痛くなった | 334 | ||
crown dens症候群のせいで首が回らなかったからであった(^.^). | 334 | ||
感染がなければNASIDsで治ってしまいます | 335 | ||
きつぎゃ | 吃逆(hiccup) | 主治医や看護師が心配してくれない | 338 |
ときに腹部膨満,術後合併症が原因となっていることがあるので,必ず腹部診察をする必要があります | 338 | ||
きほんは | 基本はQとR(部位) | 33 | |
きゅうい | 吸引するようにいわれたら | 82 | |
きゅうき | 吸気時に中斜角筋が収縮しているとき | 44 | |
きゅうきゅ | 救急隊も困惑顔 | 35 | |
きゅうせ | 急性腹症の所見であることが多いので要注意 | 20 | |
きゅうせ | 急性(閉塞性化膿性)胆管炎 | 36 | |
きょうか | 胸郭の動きは毛布をかけたまま確認できるようになる | 54 | |
きょうこ | 頬骨が強調 | 48 | |
ぎょうこ | 凝固塊が血餅退縮を起こすようなら,血小板もOK | 86 | |
きょうさ | 胸鎖乳突筋が明らかに発達しているとき | 44 | |
きょけつ | 虚血性大腸炎 | 43 | |
きんせい | 筋性防御 | ――は胃十二指腸潰瘍穿孔で最も明らかにみられます | 28 |
けいどう | 頸動脈 | ――雑音が聞こえたら | 24 |
――拍動も強く打ちます | 46 | ||
「down」に合わせてへこむのが――のx谷 | 46 | ||
けいびい | 経鼻胃管の功罪 | 60 | |
げかいの | 外科医のエネルギーが最も燃え上がる対象疾患 | 36 | |
げかかん | 外科感染症での抗菌薬選択 | 細菌の耐性化率は病院によって異なるので検査室に確認を | 287 |
必ず患者さんの腎機能を考慮して | 287 | ||
カルバペネム系を使わないのは原因菌,原因臓器を特定する努力をしているということ | 291 | ||
効かないときの対処 | 292 | ||
外科術後感染症では抗菌薬を変える前にドレナージ不良を検討したほうがよい結果を生みます | 293 | ||
こういっては何だが,前医でも大概,何らかの抗菌薬を使っている | 294 | ||
けつあつ | 血圧,心拍数 | 術後にみられる4つのバイタル異常 | 162 |
看護師さんが気づいて電話連絡してくるケースが圧倒的に多い | 162 | ||
硬膜外麻酔の作用 | 162 | ||
出血 | 162 | ||
発汗または長時間の手術でそもそも輸液が足りない | 162 | ||
術当日まで降圧薬(特にACE阻害薬,ARB)を服用していた | 162 | ||
麻酔覚醒に伴う交感神経亢進 | 162 | ||
疼痛 | 162 | ||
シバリング | 162 | ||
低血糖に伴う交感神経亢進 | 162 | ||
呼吸不全,循環不全 | 162 | ||
稀には尿閉が原因 | 162 | ||
洞性の徐脈は硬膜外麻酔の影響が多い | 163 | ||
洞不全などは術前の心電図では把握できなかったのが,術後明らかになる | 163 | ||
術後,narrow QRSの頻脈は多く経験 | 163 | ||
まずはO2,CO2,胸郭の動きを確認 | 163 | ||
50歳以上の患者さんでは術後7.6%に上室性不整脈が出現 | 163 | ||
食道がんなどの高侵襲手術後に上室性頻脈 | 163 | ||
特に心房細動と発作性上室頻拍(PSVT)が多く | 163 | ||
VTが続く場合は心筋虚血などの合併 | 163 | ||
気道確保,酸素投与が最初です.鎮痛も忘れずに | 164 | ||
「不整脈が単独で存在するわけではない」という原則 | 164 | ||
周術期の不整脈の原因 | 164 | ||
けつえき | 血液ガスの読み方 | pHとPaCO2が同じ向きに変化したら代謝性,逆向きだと呼吸性 | 215 |
AG増加は腸管壊死,ショック,肝不全などによる乳酸アシドーシスを示すことがある | 215 | ||
外科の分野でも血液ガス分析の出番はほぼ連日です | 215 | ||
係数がなかなか覚えられない(>_<) | 215 | ||
腸管壁の壊死? 虚血性腸炎? | 217 | ||
がんばってください | 218 | ||
通常,アシドーシスをみたときはその原因の治療を第一とし重炭酸ナトリウム(メイロン®)は使用しません | 219 | ||
補正の目標はやはりpH 7.2とします.それ以上の補正は行わない | 219 | ||
けっかん | 血管雑音が聞こえたら | 24 | |
けっせん | 血栓症に似た腹痛として,絞扼性腸閉塞や重症な胆管炎も同じ特徴である | 33 | |
けつべん | 血便をみたら抗菌薬の検討を行います | 39 | |
けんしゅ | 研修医 | 手術前日,当日,術後の――の役割 | 54 |
外科は考えていないっていう―― | 7 | ||
閉腹も――の出番です | 73 | ||
けんじょ | 剣状突起と臍の間を3等分します | 26 | |
こうかろ | 高カロリー輸液の副作用 | 乳児,特に早産児(肝が未発達である)に最も一般的にみられる | 332 |
長く続く場合は過剰量のアミノ酸投与が原因であることを疑ってください | 332 | ||
痛みを伴う肝腫大は脂肪蓄積を示唆している | 332 | ||
低体重出生児に高カロリー輸液を続けると,かなりの頻度で肝臓の線維化が起こります | 332 | ||
refeeding症候群 | 333 | ||
低リン(P)血症の症状 | 333 | ||
こうきん | 抗菌薬 | ――が必要となる嘔吐,下痢 | 40 |
――を投与せずに専門医に紹介すべき嘔吐・下痢 | 40 | ||
――選択の基本 | 286 | ||
こうせい | 抗精神病薬,抗うつ薬の周術期管理 | 精神科医と仲良くなっておくのが肝要です | 273 |
抗うつ薬 | 273 | ||
経口薬ばかりなので,消化器外科では大変困ります | 273 | ||
こうてん | 抗てんかん薬の周術期管理 | 最近数年間ほどけいれんが発生していなければ中止しても比較的安全なようだが,神経内科主治医へのコンサルトは必須 | 276 |
こうねつ | 高熱,T-Bil高値,低血圧 | 36 | |
こうふく | 後腹膜側に虫垂がある | 29 | |
こうまく | 硬膜外麻酔での副作用 | 55 | |
こうれい | 高齢 | ――者の尿閉では意識障害が多い | 37 |
――男性の見当識障害は尿閉が原因のこともあります | 27 | ||
このかた | この方はARか甲状腺機能亢進症です | 46 | |
このかん | この患者さんに心エコーは必要ですか? | 150 | |
さいきん | 最近のマイブームです | 77 | |
さいきん | 細菌培養 | 術後患者さんの何を1番気にしているかと言えば,腹部外科医は常に発熱をあげます | 312 |
術後時間の経ったドレーンからの培養は評価が難しい | 312 | ||
術後回復した後に再度発熱するなどで菌血症が疑われた場合は血液培養が力を発揮してくれます | 312 | ||
これは病原体だ,と判断できるもの | 313 | ||
病原体ともコンタミともとれるもの | 313 | ||
グラム染色で見て消滅しているのなら抗菌薬は有効だろうと判断できます | 313 | ||
腹水や洗浄液をグラム染色してもらいましょう | 313 | ||
さいしょ | 最初に合併症に気づく | 150 | |
ざいでこ | 坐位で呼吸すると頭が上下に動きます | 45 | |
さいぶの | 臍部の隆起は | 20 | |
さっとつ | さっと強く入れると,組織がキレる前に指導医がキレる | 82 | |
さゆう | 左右の腹直筋鞘が癒合しているところ(白線) | 71 | |
じかく | 痔核 | 内――は通常軟らかいため,よほど経験を積まないと直腸診ではわからない | 129 |
肛門粘膜下には,血管,動静脈吻合,結合織,粘膜下筋でつくられるクッションがあり | 129 | ||
排便時に怒責をくり返すことでクッションが引き伸ばされ断裂し血管が増生し内――になる | 129 | ||
歯状線の外側に浮腫,炎症が波及したり血栓(外――)ができたりすると強い痛みが発生 | 129 | ||
まず「血液は真っ赤ですか? 紙に付きますか?」と聞きます | 129 | ||
内――には動静脈の短絡がある | 129 | ||
排便時間を短く(2〜3分以内)にするよう指導 | 130 | ||
5分間でも長い | 130 | ||
残便感があっても排便努力を切り上げ,肛門を洗浄する | 130 | ||
Goligher分類 | 130 | ||
肛門周囲に膿瘍がみられる場合 | 131 | ||
しかんせ | 指関節伸側の赤紫色の紅斑 | 23 | |
じかんと | 時間との勝負 | 36 | |
しけつ | 止血 | 開創は――のよい練習になります | 72 |
――法 | 85 | ||
じしんき | 持針器 | ――の持ち方 | 65 |
――で把持した部位を中心に回転して針を抜こうとすると針の後半部で組織を切り裂いてしまう | 66 | ||
じぞく | 持続 | ――的で全体的な重苦しい痛みは要注意 | 33 |
――かつ限局している自発痛 | 34 | ||
――かつ部位があいまいな自発痛 | 34, 35 | ||
しゅうじゅ | 周術期の循環器合併症 | 術前術後に合併する循環器異常のなかでも,特に代表的なもの | 166 |
Nohria分類のB,すなわちwet&warmが多い | 166 | ||
Nohriaの分類は身体所見〔うっ血と組織低灌流(低血圧)の組合わせ〕で分けた心機能分類 | 166 | ||
第1病日あたりに眼球結膜に浮腫が出現することがあります | 166 | ||
サードスペースにあった水分が急速に血管内へ戻る | 166 | ||
高齢者では術前に指摘されていない拡張障害が併存していることが多い | 166 | ||
Nohria Lの低血圧はみられるがうっ血はない状態 | 167 | ||
下肢挙上で血圧が上昇するかを見るのもよい判定法 | 167 | ||
Nohria Cの肺水腫の所見とともに血圧も低い場合 | 167 | ||
時々,ご飯をおごりましょう | 167 | ||
心臓に合併症のあるケース | 168 | ||
安定狭心症 ⇒ 階段を2階分上って大丈夫なら手術もOK | 169 | ||
大抵,ニトロール®をカバンにもっていたりします | 169 | ||
胸骨上に握りこぶしを乗せ,ぎゅっと握りしめるLevine徴候として表現されるのか | 169 | ||
負荷心電図で心拍数と収縮期血圧の積であるdouble productも有用で15,000ほどあると安心 | 169 | ||
RCRIでリスクが高いとされるような患者さん | 169 | ||
結果的には心筋梗塞の発生を避けることができなかった | 169 | ||
スタチンを処方しておくのは新たなACS予防の役に立ちそう | 170 | ||
ACSの治療完了から外科手術までは最低60日空ける | 170 | ||
緊急手術は本当に危ないので,死亡リスクについて十分に家族に説明 | 170 | ||
胸痛はみられないことがあります.むしろ息切れ,冷感,低血圧などの症状が多い印象 | 171 | ||
80歳以上となると,腹痛,嘔気,嘔吐が主症状になります | 171 | ||
心電図モニターでは洞性頻脈が最も多い異常 | 171 | ||
虚血性心疾患であっても心電図が正常な症例は10〜21.9%もあるので,くり返し心電図をとるべきなのはER症例と一緒 | 171 | ||
術前に中止した方が無難な薬剤としてACE阻害薬,ARB | 171 | ||
まず酸素投与 | 172 | ||
弁膜症の既往がわかっていても手術前に心エコーを依頼しますよね | 172 | ||
親切な循環器の先生は輸液を絞ってくださいとかコメントしてくれるのですが,どれだけ? | 172 | ||
閉鎖不全症 ⇒ 輸液は絞り気味,血圧を下げ頻脈にする | 173 | ||
狭窄症 ⇒ 輸液は十分に,徐脈にしながら血圧を上げる | 173 | ||
十分な歩行負荷に耐えられないような症例では死亡率が飛躍的に増加する | 174 | ||
モニターを見てオワアという聞きなれない叫び声 | 175 | ||
我々外科医には見分けがつかないのである.心筋梗塞とたこつぼ心筋症 | 175 | ||
病名告知やギャンブルの負けのせいでたこつぼ心筋症になった報告もあります | 175 | ||
1年前に心筋梗塞で心臓にステントを入れました.今は健康です.…手術お願いします | 176 | ||
ヘパリンが抗血小板薬の代わりになるガイドラインやエビデンスがあるわけではない | 177 | ||
ペースメーカーは手術中,基本的にVVIまたはDOOとする | 178 | ||
術後約1%の患者さんに新たに心房細動が発生します | 179 | ||
5 cm以上の腹部大動脈瘤なら感度82%で触れることができます | 180 | ||
術後,数日で初めて歩いてトイレに行って,病室に戻る直前に突然失神するのが典型的な肺塞栓症の発症パターン | 181 | ||
腹部の手術後に発症した肺塞栓症で腹痛を呈したため再開腹してしまったという笑えない話 | 181 | ||
痰詰まりじゃないわけだ…ヤバいと思いながら | 184 | ||
ダイナミックですよ,大変だけど. | 185 | ||
しゅうじゅ | 周術期の呼吸器合併症 | 気胸は翌朝,必ず聴診を行い呼吸音の左右差を確認 | 203 |
X線やCTで無気肺を見つけて,これが発熱の原因だ!と飛びつくと,真の発熱の原因を見逃してしまいます | 204 | ||
しゅうじゅ | 周術期の電解質異常 | 外科の入院中に意識障害を起こす患者さんは意外に多くみられます | 228 |
低Na血症は頻度が高い印象 | 228 | ||
低Na血症の原因の考え方 | 229 | ||
外科患者さんに多くみられる原因はMRHE(鉱質コルチコイド反応性低Na血症),ARBなどの利尿薬,不用意な3号輸液点滴 | 229 | ||
高齢者ではアルドステロンに対して腎臓の反応が悪い | 229 | ||
入院してきた高齢者にいきなり3号輸液を点滴をするのも,同様に希釈による低Na血症を引き起こすので要注意 | 229 | ||
ところでMRHEやCSWHと,SIADHは見分けがつかないことがあります | 230 | ||
低浸透圧性低Na血症(<280 mOsm/kg) → ほとんどこれ | 230 | ||
高浸透圧性低Na血症(>295 mOsm/kg)→ わかりやすいが稀 | 231 | ||
服薬を確認するとARBが入っていた | 231 | ||
高Ca血症 ⇒ 〈原因〉がんの骨転移,副甲状腺機能亢進症,サルコイドーシス,腎不全,ビタミンD製剤 | 233 | ||
低Ca血症 ⇒ 〈原因〉大量の輸液,輸血によるクエン酸中毒,副甲状腺機能低下症 | 233 | ||
外科では何といっても甲状腺切除後の副甲状腺機能低下が問題となります | 233 | ||
高K血症を見つけたら時間との勝負 | 234 | ||
不整脈を確認したらグルコン酸カルシウムの静注を | 234 | ||
ぼそぼそと「グルコン酸カルシウム1筒ちょうだい」と一言 | 235 | ||
なんとかするに決まってんだろう●〜*## などとは決して口に出さずに | 235 | ||
腸管のむくみによるコンパートメント症候群 | 235 | ||
採血時の問題である偽性高K血症は最も多くみられ,除外が必要 | 235 | ||
急性の高K血症ではその数値は低くても心筋障害が発生しえます | 237 | ||
しゅうじゅ | 周術期の血液異常 | 例えば血小板や白血球が極端に減少したら「まずい! なんか起きた」と冷や汗をかきますよね | 247 |
術後治療中に血小板減少を経験することは多く,まず偽性血小板減少を考え,次に薬剤性と敗血症の持続を検討してみることで解決することがほとんど | 247 | ||
生命予後にかかわるHIT(ヘパリン起因性血小板減少症)はヘパリンの使用歴に気づくかどうかにかかります | 247 | ||
敗血症患者ではDICに至らなくても血小板減少が発生することがあります | 247 | ||
感染症によりマクロファージが活性化され,その食作用により血小板減少が引き起こされる | 247 | ||
HITでは出血よりもむしろ静脈系の血栓(肺梗塞>心筋梗塞,脳梗塞)が問題 | 248 | ||
周術期にヘパリン投与を15日間行ったところ, 大腿に出血斑が認められるようになり | 248 | ||
血小板数が60万程度の増多は,手術と感染症が原因であることが多く | 249 | ||
100万を超える場合は感染症の合併や脾摘術後,悪性腫瘍の存在が原因となることが多い | 249 | ||
血小板増多症のときは偽性高K血症が起きやすいことは知っていますか? | 250 | ||
彼の国のレベルの高さ | 250 | ||
高齢者は術後に薬剤や炎症が原因で好中球減少となる症例が多いのですが,原因がわからず結構焦ります | 251 | ||
好中球減少〜原因は抗菌薬? | 251 | ||
好中球が増加したら細菌感染だろうと考えますが,それだけではありません | 252 | ||
抗凝固療法中の患者さんに対する手術 | 253 | ||
手術を担当する立場からすると“勘弁して!”としょっちゅう言いたくなります | 253 | ||
なんとPT-INR 10! | 254 | ||
自分ではあまり飲みたくないです | 255 | ||
しゅうじゅ | 周術期呼吸器イベント発生の予測 | 階段を2階分上ってもらおう…循環器と一緒だね | 186 |
55 pack-yearかつwheezingが聞こえるようだと尤度比156!で…確実にCOPD | 186 | ||
胸鎖乳突筋,中斜角筋が発達していませんか | 186 | ||
亀背高齢者 | 188 | ||
しゅうじゅ | 周術期脳梗塞の発生 | 脳梗塞による単麻痺を末梢神経障害と見誤らないようにする | 258 |
術後は麻酔の影響,鎮静薬の投与などで神経学的異常を見つけるのが困難 | 258 | ||
手のしびれを訴えた時点で腱反射を含めて身体所見をしっかり確認できたはず | 258 | ||
専門外のリスク評価ができない医者であったことを露呈した痛恨の1例 | 259 | ||
このとき,筆者はspecialistではなくlocalistであった | 259 | ||
抗血栓療法やスタチンの投与を行いリスクを減らすべきです | 259 | ||
小さめの手術だから安全だろうというわけにはいかない | 259 | ||
内頸動脈の血管雑音は55歳以上では14%にも聞こえるとされており,あまり参考になりそうもありません | 259 | ||
脳梗塞との鑑別疾患…術中に発生する上肢の神経麻痺 | 261 | ||
尺骨神経麻痺は術後4日目(2〜7日)あたりに最も多い | 261 | ||
尺骨神経麻痺は術後4日目(2〜7日)あたりに最も多い | 261 | ||
術翌日の上肢のしびれという訴えは末梢神経麻痺と断定するにしては時期が早く | 261 | ||
しゅじゅ | 手術室 | ――がなごむかもしれませんね(^.^) | 83 |
――に入る作法 | 88 | ||
しゅじゅ | 手術創は腹腔鏡下手術が増えてきたので気をつけないと見逃します | 20 | |
しゅじゅ | 手術における予防的抗菌薬投与 | 大腸がんを専門にする外科医たちが臨床試験をしながら短縮してくれたのです | 295 |
じゅつご | 術後 | ――合併症必発 | 45 |
――の心不全は――2〜3日目に頻度が高く | 47 | ||
――輸液の計算 | 56 | ||
――24〜48時間で縫合部は上皮化し閉鎖が完了する | 75 | ||
――4日目以降の突然の高熱 | 75 | ||
じゅつご | 術後肝機能障害 | 術後にAST,ALTが上昇することはとても多い | 329 |
多くは薬剤性で抗菌薬が多い | 329 | ||
肝炎型と胆汁うっ滞型がありそれぞれ原因となる薬剤が推定できます | 329 | ||
ischemic hepatitis(別名:shock liver) | 329 | ||
事なきをえましたが焦りました | 330 | ||
もともとNASH,NAFLDが合併している | 330 | ||
じゅつご | 術後感染症 | 消化器外科医の仕事の1/3は感染症との戦い | 297 |
合併症としての感染症が発生するとその原因は自分だと術者は受けとります | 297 | ||
手術部位感染(SSI)にかかわる患者因子・手術因子と対策 | 298 | ||
以前は大学病院でも手術前日にカミソリで剃毛していましたが,最悪です | 298 | ||
腹腔内の感染は,培養結果で検出されていなくても“嫌気性菌が含まれるはず”と考える | 299 | ||
広範な腹膜炎として敗血症になっているようならば抗菌薬単独では治癒できず,すぐにドレナージが必要 | 300 | ||
術後に膿瘍が形成されるということは,手術中に留置したドレーンはすでに役立たずになっているということ | 300 | ||
術中に留置したドレーンの培養結果の評価は難しい | 301 | ||
メトロニダゾールは膿瘍への移行性が良好で,さらに酸性環境下で活性が上昇すると言われています | 302 | ||
Clostridioides difficile(CD)腸炎のリスク | 302 | ||
CD腸炎を疑ったらグリコペプチド系のバンコマイシン0.5〜1 gを1日4回に分けて経口投与,軽症ならメトロニダゾール(フラジール®)を経口投与してしまう | 303 | ||
フラジール®膣錠を直腸へ入れてしまう | 303 | ||
ハリソン内科学にもUpToDateにもMRSA腸炎の項がありません | 304 | ||
胆嚢炎,総胆管結石症に対する手術では,術前からの感染のために創感染が発生しやすい | 304 | ||
胆管空腸吻合術や膵頭十二指腸切除術では術後胆道系感染が多いのではと予想されますが,思いのほか少ないのが実感 | 304 | ||
腸内細菌が主な原因で嫌気性菌は必ずいる | 304 | ||
胆汁性の腹膜炎は,もともと菌体量が少ないこともあって,じわりじわりと炎症が強くなってくる印象がある | 305 | ||
優しく外科医を見守ってあげてください(^-^; | 305 | ||
最初に誤嚥による腸内細菌,緑膿菌感染を考える | 305 | ||
ベテラン看護師は身体所見上,口腔内の食物残渣や舌苔の有無,構音障害,失調,不随意運動の有無などをみて誤嚥に対して注意を払ってくれます | 306 | ||
肺炎か腹腔内感染か臨床的にわかりにくいときに,もし喀痰のグラム染色で白血球が多数みられれば誤嚥性肺炎に軍配が上がります | 306 | ||
体温,血算,X線,CT写真で経過を判定するのは間違いのもとで | 307 | ||
まずは患者さんのベッドサイドへ行って,痰や咳が減ったか聞きましょう | 307 | ||
カテーテルを留置していると1日あたり5〜10%の割合で細菌尿が増加 | 308 | ||
突然のスパイク型の高熱で震戦を伴う.でもわりに元気な | 308 | ||
中心静脈(CV)カテーテルを抜くか迷うとき | 309 | ||
血液培養が陰性にならない,48〜72時間治療しても解熱しない場合は,CT,頭部と椎体MRIを検討 | 310 | ||
易感染性患者の不明熱の原因 | 310 | ||
こじれた外科入院患者は全員この条件にあてはまりかねません | 310 | ||
後々問題になりやすいのは眼内真菌炎の合併 | 310 | ||
β-Dグルカンの特異度,感度には問題があるので信用しきれません | 310 | ||
じゅつご | 術後・がん性疼痛 | 眉間の縦じわ,腕を含めて身動きをしない | 339 |
behavioral pain scale(BPS) | 339 | ||
がん疼痛の薬物療法に関するガイドラインを参考に | 340 | ||
じゅつご | 術後急性腎不全が発生したら… | 周術期に造影剤を使う場合は,可能ならば急性腎不全の予防策として生理食塩水1〜2 Lを輸液します | 226 |
NSAIDsを術後の鎮痛に使うときは利尿期になったのを確認してから使用 | 226 | ||
以前によく使用された低用量のドパミンには腎保護作用はない | 226 | ||
急性腎不全では,輸液量,K,栄養補給,アミノ酸バランスなど気を配り続ける必要がある | 227 | ||
じゅつご | 術後呼吸状態のチェックポイント | 呼吸数の報告がない場合は必ず確認を! | 193 |
ダウン症においては常に舌を口から出していることがあり,巨舌による換気不全を術前に予測しておく必要がある | 193 | ||
呼吸不全の最も多い原因は分泌物,喀痰による部分的な換気不良,すなわち“換気/血流比の低下”です | 194 | ||
高齢者では弾性力の低下に伴って細気管支の呼気時の閉塞部分(closing volume:CV)が多くなります | 194 | ||
酸素需要は発熱や術後振戦により術前の170%ほどにまで増加することがあります | 195 | ||
手術直後から1日目:換気不全が多い! | 195 | ||
手術が終わって抜管し病棟へ戻るところからのチェックポイント | 195 | ||
翌日以降の呼吸不全は診断に時間をかける余裕があります | 195 | ||
まさかと思ったが硬膜穿孔による呼吸筋抑制なんてのも起きるんだという経験 | 196 | ||
手術直後の換気障害に対する初期治療 | 197 | ||
ところで酸素投与はいつ中止するのか? | 198 | ||
術後2日目から:肺水腫/心不全が多い! | 199 | ||
経験豊富な優秀な看護師から「患者さんが溺れていますよ」ってコールがあります | 199 | ||
よっぽどひどくなければピンク色の喀痰にはなりません | 199 | ||
基本的な身体所見で患者さんの変化を早期に把握する医師の姿勢が患者さんを救う鍵に | 199 | ||
門脈圧亢進症があったうえでの呼吸不全なので肝肺症候群が合併した可能性もある | 201 | ||
血液ガス分析は腹膜炎術後などでアシドーシス評価をくり返す場合には採血の簡単な静脈血でOK | 201 | ||
SpO2とPaO2の関係を知っておくと結構便利 | 202 | ||
じゅつご | 術後せん妄 | 錯乱の原因の1つが幻覚であり,怖くないということを術前によく説明しておく | 265 |
…医師免許もっておりますがと言いかけてやめておきました | 265 | ||
どんなふうに見えていたかは怖くて聞けなかった(^_^;) | 265 | ||
典型的には夕暮れ症候群(sundowning)として夜間に悪化 | 266 | ||
主治医は知らず当直の看護師が大変になるパターンが多い | 266 | ||
外科医の顔が犬に見える.しかも全員,別の犬種 | 266 | ||
幻覚が見えた場合も心配がない,害はない,1週間ほどで自然に治りますと説明しておくことが必要 | 266 | ||
じゅつご | 術後の循環器評価 | まず疼痛管理不良,そして呼吸不全,循環不全 | 160 |
4日目以降ならば縫合不全も検討 | 160 | ||
硬膜外麻酔の効果 | 160 | ||
市中感染症などと違ってウイルス感染はほぼ認めません | 160 | ||
合併症のない術後のバイタルの例 | 160 | ||
じゅつご | 術後の創ドレッシング | 75 | |
じゅつご | 術後の発熱 | 3日目までの発熱は術後に起こる生体反応なので問題なし | 283 |
発熱の原因は5つのWで探す | 283 | ||
非感染性の発熱 | 283 | ||
薬剤熱は外科では感染症治療に手間取った患者さんに多く経験します | 284 | ||
じゅつご | 術後のめまい | killer vertigo(←造語です) | 262 |
あっという間に致命傷になりかねない前失神=出血を否定する | 262 | ||
HINTS(head impulse test-nystagmus-test of skew)を試して中枢性=梗塞を否定する | 262 | ||
眼球運動の異常を確認するHINTSの出番 | 262 | ||
経過時間,回転性,動揺性などの違いはBPPV以外の鑑別には役立たないことが多い | 263 | ||
耳鳴,難聴があってもメニエールとは限りません | 263 | ||
前下小脳動脈(AICA)の障害による橋梗塞の可能性 | 263 | ||
じゅつご | 術後乏尿と急性腎不全 | 乏尿(0.5 mL/kg/時)が6時間以上続いたり,Cr 0.3 mg/dL 以上の上昇をみたら急性腎不全を疑う | 223 |
術後によくみられる乏尿の多くは生理的な反応です | 223 | ||
乏尿,無尿という報告を看護師から受けたら,筆者は患者さんの頸静脈を診て,腋窩を触り,下腹部を触診しています | 223 | ||
せん妄になった男性患者が導尿カテーテルを引っ張って尿道の途中に留まっていることがあります | 223 | ||
腎前性腎障害のリスクは循環血漿量が少ない時期でのNSAIDsの使用が代表的 | 224 | ||
急性尿細管壊死は虚血と薬剤が原因となることが多い | 224 | ||
腎後性として単純にフォーレカテーテルの血栓などによる詰まりがみられることがあります | 224 | ||
術後乏尿の主な原因である循環血漿量の低下をどうやって見分けますか | 224 | ||
術後の生理的な乏尿であればレニン-アンギオテンシン-アルドステロン系の作用によりNaと水分は再吸収され,尿中Naは低下します | 225 | ||
結膜の浮腫がサードスペースへの水分貯留を示すことがある | 225 | ||
じゅつぜ | 術前からの透析患者への対応 | 透析患者に対する意識は周術期の点滴量を減らすことにのみ向きがちだがそこが1番ではない | 221 |
透析から心筋梗塞に至る一本道があると考えよう | 221 | ||
周術期に輸液された水分は血管内や細胞外液とは平衡関係のないサードスペースに取り込まれてしまいます | 221 | ||
術後疼痛ではアセトアミンフェンとフェンタニルが使いやすい | 222 | ||
じゅつぜ | 術前にHbが9 g/dLを切っていたら | 45 | |
じゅつぜ | 術前にタバコを4週間以上中止することでSSI(手術部位感染)は減少 | 78 | |
じゅつぜ | 術前にチェックすべき呼吸器疾患 | COPD,肺線維症,閉塞性睡眠時無呼吸症候群,喘息をチェックする | 189 |
冠動脈バイパス術,肺切除術,食道がん手術は合併症が多くスパイロメトリーの結果に注意が必要 | 189 | ||
大腸穿孔などの腹膜炎手術では呼吸不全が必発です | 189 | ||
時間の影響がとても大きい | 190 | ||
肺線維症と急性増悪 | 190 | ||
肺炎の有無にかかわらず大量の喀痰が出始める→そこに低酸素によるせん妄が加わる→身体抑制をせざるをえなくなる | 192 | ||
睡眠時の無呼吸が多い患者さん | 192 | ||
喘息は術前にコントロールできれば,術後呼吸器合併症の原因にはなりません | 192 | ||
じゅつぜ | 術前に把握すべき身体所見 | 44 | |
じゅつぜ | 術前の循環器評価 | タバコ好きのメタボの中高年男性は超高リスク | 157 |
高齢で心不全が心配なら心エコーを循環器医にお願いする | 157 | ||
心筋梗塞の予測はできない | 157 | ||
脳,心臓,腎臓,糖尿病を患っていたら負荷心電図を行おう | 157 | ||
RCRIを中心に詳しい術前評価 | 157 | ||
患者さんが2階分階段を上って平気ならば手術は安全と言えます | 158 | ||
検査を引き受ける循環器内科医からは評判が悪い | 159 | ||
たとえ手術の数時間前であってもスタチンを投与する | 159 | ||
じゅつぜ | 術前の腎機能評価 | 高齢の患者さんが増えたのでCr 1.5mg/dLなんて普通 | 220 |
症状のない腎機能障害は手術中止の理由になりません | 220 | ||
呼吸管理を行いながら経過をみよう | 256 | ||
敗血症性脳症 | 256 | ||
じゅんか | 循環器合併症 | 心不全と心筋梗塞が多い | 156 |
術前,擬似的に再現する | 156 | ||
手術の前に最低4 METs(階段1階分) | 156 | ||
心不全:術後3日目が発症のピーク | 156 | ||
心筋虚血:術後1〜4日目が多く | 156 | ||
不整脈:術直後より発生し得ます | 156 | ||
7 METs程度(階段2階分)はほしい | 156 | ||
じゅんか | 循環器系薬剤 | 「3」という数字がカギになる薬品が多い | 152 |
アドレナリン | 152 | ||
心肺蘇生には | 152 | ||
硝酸薬 | 152 | ||
心不全に | 152 | ||
ノルアドレナリン | 152 | ||
敗血症性ショックの第一選択薬で | 152 | ||
ドブタミン | 152 | ||
腸管虚血やうっ血性心不全などによる急性循環不全 | 152 | ||
ニカルジピン | 152 | ||
くも膜下出血などの高血圧性緊急症 | 152 | ||
グルカゴンは内視鏡室に置いてあることが多い | 152 | ||
腸管虚血などでショックの場合 | 154 | ||
少量のアドレナリンで血圧低下 | 154 | ||
…知らなかったでしょ (^-^; | 154 | ||
術前の服薬中止,再開時期 | 154 | ||
じょうこ | 上行結腸の便は粥状のことが多く,通常触れない | 31 | |
じょうち | 上腸間膜動脈閉塞 | 33, 35 | |
じょうみ | 静脈(門脈)の閉塞の有無 | 35 | |
しょくし | 触診と併せてみるX線上の大腸の所見ポイント | 31 | |
しょしん | 初診時に注意すべき点 | 53 | |
しょっく | ショックにまでなっているのに診断がつかない!という窮地に追い込まれたときに思い出してください | 36 | |
じんこう | 人工呼吸管理 | 再挿管の閾値は低めにすべき | 208 |
判断が遅れて緊急で再挿管というのが最悪 | 208 | ||
研修医には荷が重い | 208 | ||
CMV,SIMV,ASV ⇒ 術直後,患者さんの覚醒が悪いときに使うモード | 209 | ||
理解は難しいが,何も考えずに使えてしまうASVモードについて | 211 | ||
PSV ⇒ 自発呼吸のあるときに使う | 211 | ||
PEEPを上げるのに合わせて肺コンプライアンスも増加しているうちは過膨張はないと判断してOK | 211 | ||
肺水腫に対してはPEEPは無効 | 211 | ||
ARDSで自発呼吸があるときなどはpSIMVを選択 | 212 | ||
weaningが可能と判断する条件 | 212 | ||
weaningできないときは原因を探す | 213 | ||
抜管の失敗は喉頭浮腫,多量の気道分泌物が原因であることが多い | 214 | ||
抜管後にstridorを聴取する患者さん | 214 | ||
すいちょ | 垂直に上でなく左方向に針糸を引いたほうが安全 | 67 | |
すてえぷ | ステープラーで皮膚を閉じる場合は創の方向に緊張をかけながら | 73 | |
ずぼんの | ズボンのベルトをはずすように指示できるか否か | 29 | |
すまあと | スマートフォン内の電話と計算機のキーパッド | 89 | |
せいしつ | 性質(Q)と部位(R)から分類した自発痛の原因 | 34 | |
せいちゅ | 正中線に沿ってマーキングともいえる一列だけの体毛の並び | 71 | |
せきをし | 咳をしてもらって痛みが増強するか | 28 | |
そうしゅ | 双手診でデコボコの腎下極を触れる | 26 | |
そうしょ | 創傷処置 | 75 | |
そうしょ | 創傷治癒遅延の原因 | 51 | |
そうしょ | 創傷治癒の阻害因子 | 78 | |
そうしょ | 創傷治癒のタイムライン | 78 | |
そけい, | 鼠径,大腿ヘルニアを見逃すと,外科医に叱られるので気をつけて | 18 | |
そけいへ | 鼠径ヘルニア | 大腿のつけねが腫れているんですけど… | 91 |
ズボンのベルトをはずして視診できるかどうか | 91 | ||
たぶんちょっと押し込んでみたくなるはずです | 91 | ||
その日は必ず入院して腹膜炎にならないことを確認 | 91 | ||
整復できた! と喜んでも偽還納になっていることがあります | 91 | ||
シャッターメカニズム | 93 | ||
腹腔内圧の高くなりそうな肥満はヘルニアになりにくい | 93 | ||
妊娠中に見られた――と間違えやすい静脈怒張 | 93 | ||
閉鎖孔ヘルニアは高齢の女性で痩せた方が腸閉塞症状で受診した場合に,鑑別 | 93 | ||
腸閉塞症状とともに腹痛が最初から認められます | 94 | ||
閉鎖孔ヘルニアでは腸閉塞症状が主で腹痛はみられないか,遅れて出現 | 94 | ||
腸は広範囲の虚血,ねじれ,拡張があるとはじめて強い痛みを出す | 94 | ||
陰嚢水腫は――と鑑別しがたいときがあります | 94 | ||
ペンライトで光をあてれば一発鑑別 | 94 | ||
へルニア根治術 | 95 | ||
鼠径部切開法 | 95 | ||
mesh plug法 | 95 | ||
膜の理解に役立つ | 101 | ||
幾層にもなった膜を1つ1つ確認しながら手術を経験してください | 101 | ||
そのたの | その他の薬剤の使い方 | 術後の不快な消化器症状(蠕動不全,ダンピング,嘔気,消化不良)に対応する薬剤 | 342 |
胃・小腸を動かす薬 | 342 | ||
術後にいつまでたっても腸が動かなくて困るとき | 342 | ||
食事直後の腹痛や顔の発赤 | 342 | ||
ヒスタミン分泌は生体において,外界と内部環境の境(皮膚,消化管粘膜,気道系粘膜のすぐ内側)で引き起こされます | 342 | ||
腹部手術後には腸閉塞でなくても嘔気を訴えるケースが多くみられます | 343 | ||
消化不良は膵外分泌機能低下時に高脂肪食を摂取すると発生 | 344 | ||
単身赴任先ではてんぷら,揚げものを食べないようにと説明して診察を終了 | 344 | ||
だいしゅ | 大手術後,2日目あたりに利尿期として前負荷が大きくなります | 46 | |
たいせい | 体性痛を伝えるAδ神経線維は有髄で伝達が速く | 33 | |
だいたい | 大腿ヘルニアはヘルニア門が小さいので徒手整復は早々に諦めたほうが無難 | 30 | |
たいりょ | 大量出血での対処 | 出血が外科的に制御可能になるまではFFP,凝固因子,血小板の投与は無効 | 243 |
術後,数日目の出血ならば再開腹.1週間以上経っていたら血管造影下で止血 | 244 | ||
私,助かりますかね? | 245 | ||
緊張感のある不安気な表情 | 245 | ||
1人あたりの血液(成分)は20単位あると考える手もあります | 246 | ||
ただのご | ただの拷問である | 19 | |
たんのう | 胆嚢炎 | 手術の途中で逃げを打つ判断とそのテクニックを迫られる手術 | 114 |
かつて胆石発作と呼んでいたもの | 114 | ||
こちらから聞かないと訴えてくれません | 115 | ||
術前に穿孔している,壊疽性であるとわかった場合などは救命のため緊急手術すべき | 115 | ||
手術合併症 | 116 | ||
胆管損傷を疑う術後のチェックポイント | 116 | ||
ERで診るとき,急性胆管炎と――の違い | 117 | ||
結石の種類 | 117 | ||
ちゅうし | 中心静脈圧は心房の位置からこの頸静脈波形の見える限界の高さまでの距離 | 46 | |
ちゅうす | 虫垂炎 | 翌日できる医者と言ってもらえるかも(^.^) | 102 |
夜間原因のわからない腸炎症状で来た患者さん | 102 | ||
ベテラン外科医の頭のなかの診断項目もこんなものです | 103 | ||
糞石の嵌頓がきつい症例の場合 | 103 | ||
この見事なエコー写真 | 103 | ||
これが上行結腸でその下端(ガスエコーが途切れるところ)に虫垂根部があるはず | 104 | ||
関連痛について | 105 | ||
もともと虫垂のあった場所,すなわち臍周囲の鈍い痛み | 105 | ||
関連痛について | 105 | ||
虫垂切除術 | 107 | ||
外科医にならなくても,一生使える技術 | 107 | ||
ちゅうす | 虫垂が後腹膜側,腸間膜の背側に隠れているときは,この圧痛は陰性 | 29 | |
ちょうか | 腸管外からの炎症なので腸管壁は直線状の肥厚や断面が三角形などになって見えます | 38 | |
ちょうし | 聴診器を恥骨に当ててスクラッチテストしたら9 cmもあって膀胱がパンパン | 27 | |
ちょうへ | 腸閉塞 | 外科の入院患者のなかに常に必ず1人は小――の患者さんがいる | 132 |
1番堪えます | 132 | ||
右側結腸の閉塞を見逃しているとバウヒン弁との間で腸詰めのようになり | 132 | ||
はしご状 | 133 | ||
聴診は評価が難しい | 133 | ||
水琴窟のような音 | 133 | ||
診断・治療のフローチャート | 133 | ||
腋窩,口腔内を触診して脱水かどうか推測することが重要 | 134 | ||
大腸にガスがないことを確認 | 134 | ||
捻転により腸管や腸間膜の血管が渦巻状を呈する | 134 | ||
腸管が鳥のくちばし状を呈する | 134 | ||
腸管の離れた2点が1カ所で絞めつけられ一部の腸管が閉鎖腔となる | 134 | ||
下大静脈も確認 | 134 | ||
麻痺性イレウス | 134 | ||
小――患者を見たら最初にすべきなのが輸液 | 136 | ||
頸静脈の拍動と患者さん本人の口渇感,腋窩,口腔粘膜の乾燥具合も参考になります | 136 | ||
イレウス管排液量はあてにしないほうが無難 | 136 | ||
経鼻胃管は手術前に必要 | 136 | ||
手術を予定しないのならば,イレウス管 | 136 | ||
その手術ちょっと待った! | 137 | ||
癒着部位が1カ所であることはむしろ少なく | 137 | ||
剥がしたところはすぐに再癒着 | 137 | ||
30年たっても再発はみられ | 137 | ||
ていある | 低アルブミン血症が起きたばかりなら数秒で戻ってくる | 49 | |
でんきつ | 電気つけて! といわれたら | 83 | |
でんきめ | 電気メスに付属するアースに消毒薬をしみこませないように | 88 | |
てんてき | 点滴したら腎後性腎不全をつくってしまうところであった | 28 | |
とうごう | 統合失調症 | 困ったなと我々が感じる陽性症状というのはそもそも――患者の病歴のなかでは短い期間にみられる | 277 |
翻意するときはじつにあっさりと潔く | 278 | ||
――と生きる | 279 | ||
とうこつ | 橈骨動脈の拍動が弱く,心拍数が増加し,末梢が冷たい所見がみられる | 47 | |
とうにょ | 糖尿病 | ――や高血圧,脳梗塞などの併存疾患や常用薬,栄養状態についてはほぼノーマーク | 53 |
術直前の――(DM)コントロールを頑張っても感染のリスクを減らすのは困難 | 78 | ||
――のコントロールはスケール対応でよいですか? | 150 | ||
とうにょ | 糖尿病の周術期管理 | 術前・術後でインスリン持続点滴(1 U/mL)を開始した後の調整法 | 324 |
術後はカテコラミンが分泌されるのでどうしても高血糖になりやすい | 325 | ||
スライディングスケール管理 | 326 | ||
高血糖緊急症への対応 | 328 | ||
とうよか | 投与カロリー | ――の目安 | 49 |
――の把握とタンパク質の評価(窒素バランス) | 50 | ||
どうりょ | 同僚医師もわかっていない | 89 | |
とくにひ | 特に脾臓は,触れれば異常 | 19 | |
どこをお | どこを押しても苦しそうな顔 | 35 | |
とりにく | 鳥肉を食べた後 | 40 | |
ないぞう | 内臓痛を伝えるC神経線維はゆっくり | 33 | |
なぜいじ | なぜ維持液と呼ばれるのか不思議ではないですか | 57 | |
にょうま | 尿膜管遺残・膿瘍 | 23 | |
にんちし | 認知症 | 術後とにかく早く退院させる | 268 |
自宅でのルーチンワークが最高の治療 | 268 | ||
Mini-Cogは2分ほどで済み,準備も必要ないので便利です | 268 | ||
問題は周辺症状です | 269 | ||
リスペリドンは副作用が多いので注意が必要 | 269 | ||
抑肝散には甘草が含まれているので,浮腫,低K血症に注意が必要 | 269 | ||
周術期に――が悪化した場合,特に周辺症状の陽性症状(看護への抵抗など)が出た場合は,精神科にコンサルト | 270 | ||
にんぷ | 妊婦で下痢に加えて頭痛,筋肉痛,頸部硬直を呈する場合はListeriaをまず疑う | 40 | |
はいけつ | 敗血症・ショック | 318 | |
ER,ベッドサイドでは臓器障害の有無をquick SOFAで判定 | 319 | ||
網状皮膚,CRT(毛細血管再充満時間)>3秒,末梢冷感,ARDS,尿量低下もチェック | 320 | ||
血圧が下がったり,血液ガス検査で乳酸値が異常だったら10分刻みで診断・治療を開始 | 320 | ||
緊急事態に対する脊髄反射的な治療 | 320 | ||
抗菌薬はその投与が1時間遅れるごとに死亡率は7.6%上昇 | 320 | ||
1回換気量は300 mL台にして肺保護を図る | 321 | ||
末梢組織の血流を阻害させず乳酸アシドーシスを避けることが,重症敗血症治療にとってキーポイントである | 322 | ||
血清乳酸値を指標とし,これを2時間以内に20%改善させる | 322 | ||
はいぶ | 背部の日光過敏症 | 23 | |
はしょう | 破傷風予防 | 外来で外傷をみたら | 323 |
深い刺創,ほかの菌の同時感染創,壊死創などに発生 | 323 | ||
破傷風感染の可能性が高い創 ➡ テタノブリン®,破傷風トキソイドを両方使用 | 323 | ||
DPT(三種混合)ワクチンを3回打っていればともに必要はない | 323 | ||
ただしワクチンを3回接種済みでも5年経過以降ならば,トキソイドを使用 | 323 | ||
はたけし | 畑仕事などしているか | 53 | |
はだにふ | 肌に触れる側の手指を手前に引くとわかりやすい | 26 | |
はりをは | 針を運ぶわけです | 65 | |
ひっしゃ | 筆者の場合,親指と中指を回してつくる輪の長さが17 cm | 48 | |
ひふきん | 皮膚筋炎では一般人口の約5倍の頻度で | 22 | |
ひふはが | 皮膚は外翻気味に出来上がるようにします | 73 | |
ひんけつ | 貧血 | 虚血性心疾患合併を疑った場合は,どんなに悪くてもHt>29%,Hb 10 g/dLは確保して手術に臨むべき | 239 |
手術と関係ない――に対する輸血は,Hb 7 g/dL以下になった場合に開始し,Hb 9 g/dL以下の範囲で維持するのが望ましい | 239 | ||
ふくくう | 腹腔穿刺 | 研修医が行うべき観血的手技 | 138 |
できればエコー検査 | 138 | ||
ふくくう | 腹腔動脈,上腸間膜動脈に狭窄がある場合 | 24 | |
ふくすい | 腹水 | ――が少量ならエコーを行いましょう.慣れれば100 mLでも確認できます | 28 |
ふくつう | 腹痛 | ――であっても,秒単位,分単位で突然ショックになるようなときは,まず心筋梗塞,肺塞栓,大動脈解離などを除外 | 32 |
――は腹部以外から考えはじめます | 32 | ||
わかりづらく危険な―― | 35 | ||
鑑別が思いつかないときに考える稀な―― | 41 | ||
ふくでん | 腹電図がほしい | 33 | |
ふくぶあ | 腹部アンギーナ | ―― | 35 |
食後に腹痛がないか(――) | 24 | ||
ふくへき | 腹壁血腫ではValsalva手技または頭部,下肢を上げた状態で診察 | 19 | |
ふくまく | 腹膜炎では吸気時に腹部が動かないことがある | 20 | |
ふくまん | 腹満 | ――があってなおかつ,右下腹部で濁音の場合 | 18 |
へこんでいないのは腹部膨満の証拠 | 20 | ||
ふしゅの | 浮腫の診察 | 48 | |
ふじんか | 婦人科疾患は最初に外科に受診することがあり要注意 | 37 | |
ふつうは | 普通は肋弓は吸気時に上外側に開きますが,逆に引き込まれます | 45 | |
ふみん | 不眠 | 手術翌朝,患者さんに最初に聞くのは「眠れましたか?」にしています | 272 |
よく眠れなかったと言われたら,痛み止めが不十分なことが多いのです | 272 | ||
へいさこ | 閉鎖孔ヘルニア | ――は膝を曲げて内旋すると大腿内側に痛み,しびれが出るHowship-Romberg徴候 | 30 |
へいふく | 閉腹 | 73 | |
へいふく | 閉腹創は24〜48時間で上皮化が完了 | 78 | |
へそのし | 臍の下からスクラッチをはじめて恥骨上縁から7 cmほどで音が大きくなったら残尿量が数百mLもある | 27 | |
へそのし | 臍の下の丹田に力を込め両脚を踏ん張って対応してください | 85 | |
べっどは | ベッドは患者さんがお金を払って確保しているプライベートスペースである | 25 | |
へるにあ | ヘルニアで重要な内鼠径輪 | 26 | |
べんはや | 便は軟らかく,しかも便器のなかですぐバラバラになる | 52 | |
べんぴ | 便秘 | 医者も患者さんも苦労している | 336 |
2016年に改訂されたRomeⅣ基準が有用 | 336 | ||
左側臥位で怒責してもらうと会陰が4 cm以上膨らむ | 336 | ||
多くは結腸の通過遅延 | 336 | ||
腹筋が弱っているため腹部が前に出てしまっています | 336 | ||
甲状腺機能,血中Caは測定しておくべき | 336 | ||
高齢者の中には菓子パンを好む方がおられます | 337 | ||
排便姿勢:直腸・肛門角が直線化 | 337 | ||
ほうごう | 縫合 | ―― | 65 |
――練習 | 69 | ||
余裕があれば皮膚――の前に真皮――を加えましょう | 73 | ||
ほこうか | 歩行開始直後の呼吸不全に注意 | 55 | |
ぽんと1 | ポンと1回で済ます | 18 | |
まねをす | 真似する気にはなれません | 38 | |
まゆげを | 眉毛を剃るのは禁忌 | 74 | |
まらすむ | マラスムス | 51 | |
みけんの | 眉間の縦じわなどの表情を中心に注意してみていく | 55 | |
みゃくあ | 脈圧低下があって心尖拍動部位から拡張が疑われれば左心不全の存在を疑います | 47 | |
むおんだ | 無音だと思っても数分間我慢して聴診 | 24 | |
め,かお | 眼,顔色,手掌線,首筋をみて貧血の治療を考慮 | 46 | |
めえかあ | メーカーから資金提供を受けているわけではない | 52 | |
もんみゃ | 門脈ガス塞栓 | 37 | |
やわらか | 柔らかい腹壁越しに硬いものを感じる | 26 | |
ゆうもん | 幽門輪温存膵頭十二指腸切除 | 消化器外科医として1つの達成点 | 118 |
すべての目的が膵液漏の根絶 | 118 | ||
非切除の検討対象 | 119 | ||
膵液漏の差はなくても,体外に出るカテーテルが少ない | 119 | ||
チェックすべきはドレーン排液中のアミラーゼの値 | 121 | ||
あまりに白濁するときは膵液漏に注意 | 121 | ||
ソマトスタチンアナログ | 121 | ||
NCDデータ解析をみると膵切除で最も感染症が多く | 122 | ||
“ドレーン排液が汚い”“ドレーン排液のアミラーゼが高い”“発熱が続く”“腹部が硬い” | 122 | ||
ひどい脂肪肝になることがあります | 122 | ||
ゆえき, | 輸液,電解質,膠質液 | 57 | |
ゆけつの | 輸血の一般的な副作用 | 大量輸血では輸血前用検査検体はもはや患者さん自身の末梢血液を反映しません | 242 |
ゆけつの | 輸血の注意点 | 血液がない! ⇒ 生理食塩水,膠質液,異型輸血の順で救命しよう | 240 |
A,B,O型の患者さんであれば交差適合試験が間に合わなければ,まずO型赤血球液を輸血してしまうことも選択肢 | 240 | ||
ようじの | 幼児の場合は重宝します | 77 | |
よりとお | より遠くで作業できるようにつくられている | 80 | |
りにょう | 利尿期の評価 | 58 | |
りょうて | 両手の親指と人差し指でつくる輪で大腿部を回した | 48 | |
わからん | 「わからんなぁ」なんて言っているうちに,血圧が下がりショック | 33 | |
わかりづ | わかりづらく,しかも重症化する疾患をまずチェック | 33 |