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腹痛を「考える」会/著
■定価(本体 4,000円+税) ■A5判 ■266頁 ■医学書院
読み | 項目 | サブ項目 | ページ |
---|---|---|---|
3 | “3”の法則 | 80 | |
10cm | 10 cm前後が「ねじれごろ」 | 214 | |
70てん | 70点とれる尿路神経解剖学(未発売) | 122 | |
ACNE | ACNES | 前皮神経絞扼症候群(anterior cutaneous nerve entrapment syndrome:――) | 88 |
――の機序 | 89 | ||
圧痛点が母指頭大のサイズ,言い換えると「非常に限局された範囲」の圧痛といえば――が思い浮かぶ | 134 | ||
Appe | Appendicitis normalis | ―― | 36 |
――の一部は自然整復された精索捻転ではないか | 36 | ||
Ars | Ars longa | 94 | |
Boas | Boas の邦訳 | 172 | |
BUN | BUNとCrが半端なく高値である(比率が約20倍なので急性腎不全を考える.慢性腎不全ではBUN/Cr比は10くらいが多い) | 206 | |
Ccr | Ccr(クレアチニン・クリアランス)またはGFR(糸球体濾過量)で評価する癖をつけよう | 97 | |
Cope | CopeとMurphy | 76, 82 | |
CT | CT | 下行結腸内の硬便は白く(――値が高い),便に含まれるガスの量が少ない | 28 |
腸管壊死の――画像 | 98 | ||
――画像で結石は「100%」見えると考えてよい | 130 | ||
「0〜20 HUは非血性,20〜40 HUは血液,40 HU以上は凝血塊」 | 206 | ||
――で確認していた膀胱のサイズに比べて排出された尿の量が少ない | 237 | ||
dist | distracting painful injury | 28 | |
Fitz | Fitz-Hugh-Curtis症候群の腹痛を考える | 230 | |
Murp | Murphy 徴候を考える | 163 | |
Okap | Okapia johnstoni | 210 | |
RUSH | RUSH exam(Rapid Ultrasound in SHock examination) | 222 | |
Thom | Thomas Fitz-Hugh,JrとArthur Hale Curtis | 231 | |
あっしん | 圧診と撮診 | 228 | |
あっつう | 圧痛 | 便秘の患者の診察で結腸の走行に沿った――を認めても,単に圧迫した部位に硬便があるとわかるだけ | 27 |
――は「痛みの上乗せ」を確認できたときに陽性 | 40 | ||
「自発痛があるのに――がない」場合 | 42 | ||
あっつう | 圧痛を考える | 40 | |
あながあ | 穴があったら入りたい | 95 | |
あにさき | アニサキス | アレルギー反応によるところが大きい | 184 |
あれはな | あれは何だったのだろう | 182 | |
いあにさ | 胃アニサキス症の腹痛を考える | 184 | |
いかいよ | 胃潰瘍 | ――と胆石症の圧痛点 | 160 |
――と十二指腸潰瘍の相違点 | 182 | ||
いかいよ | 胃潰瘍と十二指腸潰瘍を病歴で区別できるだろうか | 187 | |
いしょせ | 異所正所同時妊娠破裂の腹痛を考える | 226 | |
いたいぶ | 痛い部位を擦ると痛みが和らぐように感じるが,これも触覚刺激による疼痛抑制と考えられている(segmental gate effect).「手当て」の効果 | 138 | |
いたみの | 痛みの経路 | 7 | |
いたみの | 痛みの「前」に漠然とした違和感 | 22 | |
いちょう | 胃腸炎という幻想 | 37 | |
いっぱん | 一般に「痛みが移動する」現象として知られているが厳密には正しくない | 28 | |
いびょう | 『胃病診療新論』 | 172 | |
いれうす | イレウス≠腸閉塞 | 77 | |
いわれて | 言われても困る | 176 | |
いんけい | 陰茎痛はなぜ生じたのか | 124 | |
うったい | 鬱滞 | 駆血帯を巻いて軽く加圧するのと同じで静脈血流が――する | 90 |
どの形態の絞扼も基本的には静脈血流の――から始まる | 91 | ||
えいよう | 栄養血管 | ――と関連痛の関係(改) | 19 |
現在よりも80年以上前に既に――(神経)と疼痛の部位の関係に気付いていたとは… | 154 | ||
えこー | エコー | ――フリースペース(黒く抜ける)になるのは「液体」に限られる | 146 |
大便は軟便・硬便を問わず,――では充実性の腫瘤としては見えない | 148 | ||
軟便と硬便の――画像 | 149 | ||
――で下大静脈径を常に確認しておくことを勧めるゆえん | 227 | ||
おうきお | 嘔気嘔吐 | 虫垂炎では「腹痛が――に先行する」のが特徴とされている | 22 |
おうと | 嘔吐 | 管腔臓器の閉塞があれば原則として「腹痛が――に先行する」 | 40 |
小腸炎では原則として――が先 | 40 | ||
――が腹痛に先行しているため管腔閉塞の可能性は低いと判断 | 47 | ||
――時の胃内圧は851 mmHgまで上昇する | 48 | ||
整形外科疾患で――することは稀 | 102 | ||
おかぴ | オカピ | 210 | |
おそるべ | 恐るべき先達の慧眼 | 29 | |
かがくと | 科学とは,その時点におけるもっともレヴェルの高いウソである | vi | |
かくちょ | 拡張した小腸内に「大腸内容物のような泡状のガス」 | 80 | |
かこうけ | 下行結腸の痛み | 55 | |
かせいけ | 仮性憩室 | 大腸憩室のほとんどは―― | 63 |
――は固有筋層が欠如しているので虫垂のような蠕動運動がなく,関連痛を生じにくいのではないか | 64 | ||
真性憩室と――が1枚のプレパラートに並んでいる | 64 | ||
からーど | カラードップラー | ――の出番 | 132 |
――で尿噴出(ureteral jet)を確認する | 133 | ||
かんくう | 管腔臓器 | ――が閉塞すると最初に腹痛を生じる | 22 |
――が拡張されたときの痛みは,尿管・胆管・動脈などの口径が小さく拡張しにくい臓器ほど強く | 140 | ||
かんけつ | 間欠痛と断続痛では鑑別診断が全く異なってくる | 32 | |
かんけつ | 間欠とは「一定の間隔をおいて物事が起き たり止んだりする」という意味 | 4 | |
かんじゃ | 患者 | 言葉でたずねるより図を描いて――に確認するほうが間違いが少ない | 4 |
痛みの性状を確認する場合は,腹痛だけでなく頭痛や胸痛の場合でも同様に必ず図2-5や図2-6を描いて――に確認する | 32 | ||
食事がとれなくても律儀に内服薬を服用する――も多い | 96 | ||
思わず――IDを二度見した | 111 | ||
胃(これは――の解釈であり心窩部ととらえるべき) | 116 | ||
――本人は婦人科疾患だと思っていない | 230 | ||
かんちょ | 浣腸して腹痛が改善したら便秘症? | 34 | |
かんひま | 肝被膜の部分的な濃染 | 230 | |
かんれん | 関連痛 | 内臓の痛みを皮膚(体表面)の痛みとして感じている | 10 |
性状は一般に鋭く,比較的限局している | 10 | ||
腹部以外に感じられる――を放散痛と呼ぶ | 10 | ||
消化管の腹痛を感じる部位(個人的には「――」だと思う) | 21 | ||
「片側の――は消化管以外から」と考えると嵌まる | 102 | ||
泌尿器・生殖器の――を考えるうえで,この論文に出会えたのは天佑だ | 126 | ||
腹腔動脈および上腸間膜動脈が支配する臓器の――は全て「心窩部痛」になりうる | 181 | ||
痛みのある場所の皮膚と皮下組織を優しくつまんで痛みが強くなれば――,変わらなければ体性痛 | 188 | ||
――の中枢説と末梢説 | 200 | ||
――は,「1つだけの臓器は正中,左右2つある臓器は片側に現れる」 | 212 | ||
男女ともに生殖器と泌尿器は神経を共有していると考えると――を理解しやすくなる | 216 | ||
きぜつし | 「気絶心筋(stunned myocardium)」という概念 | 108 | |
きほんて | 基本的に神経は動脈に並走するが,これは | 8 | |
きめうち | 決め打ちするには躊躇する病歴と身体所見 | 174 | |
ぎゃくふ | 逆腹膜透析 | 209 | |
きゅうき | 救急 | 除外しないと――室から帰せない | 110 |
――で長く働くうちに人格が荒廃していく | 219 | ||
――外来に腹痛を訴えて来院する患者は自分が産婦人科疾患だとあまり考えていない | 226 | ||
少し――に慣れてきたころにハマる落とし穴 | 227 | ||
きゅうき | 救急診療はバイタルサインの評価から | 38 | |
きゅうせ | 急性胃腸炎を考える | 48 | |
きゅうせ | 急性膵炎の腹痛を考える | 193 | |
きゅうせ | 急性腸管虚血の腹痛を考える | 106 | |
きゅうせ | 急性腸管虚血の分類 | 107 | |
きゅうせ | 急性腹症 | ――は見逃すと致命的な疾患が多いので欲をかかずに「単純+造影」の原則に従うのが無難 | 98 |
――で最初に除外すべきは動脈瘤破裂や解離などの血管疾患 | 174 | ||
――のCT撮影は単純+造影が原則だと再確認 | 175 | ||
きょけつ | 虚血 | ――に陥った脾臓の被膜から種々の発痛物質が放出されたために壁側腹膜と接している左側腹部に自発痛(体性痛)を生じたのではないか | 175 |
きょけつ | 虚血性大腸炎 | ――について少し考えてみる | 52 |
「(本人が過去に経験した痛みのなかでは比較的)――に似た痛み」と頭の中で通訳する | 176 | ||
きょだつ | 虚脱や怒張が瞬時に判断できる外頸静脈がやはり便利 | 96 | |
きんきょ | 筋強直/板状硬 | ―― | 42 |
上部消化管穿孔では,漏れた胃液が壁側腹膜の侵害受容器を高度に刺激するのか,――を生じやすい印象 | 116 | ||
きんせい | 筋性防御 | ――を英語でいうほうがわかりやすい | 43 |
右側に――がある点 | 87 | ||
くけつた | 駆血帯を巻き続けると | 85 | |
くびわを | 首輪を紐で係留につながれた飼い犬 | 12 | |
けいしつ | 憩室炎 | ――は最初から片側の下腹部痛や側腹部痛を訴えることが多い | 62 |
虫垂炎と――の腹痛を考える | 62 | ||
けいどの | 軽度の内臓痛は痛みではなく膨満感や消化不良に似た症状として自覚される | 22 | |
げきつう | 激痛で悶えているのに腹が軟らかい | 106 | |
けつえき | 血液検査をしてAlvarado scoreをつける | 2 | |
げっけい | 月経時にPGが放出されるのはなぜか? | 234 | |
けっちょ | 結腸腹膜垂炎 | 症候は虫垂炎よりもむしろ憩室炎に似ているように思う | 74 |
げんじつ | 「現実は常に想像の少し斜め上を行く」 | 214 | |
けんしゅ | 研修医 | 筆者は医学生や初期――にはこの本を勧めない | ix |
「少量の排便あり,腹痛が軽快した」という――の記載をよく見るが | 34 | ||
けんそく | 健側の精巣に交感性精巣炎 | 31 | |
げんばで | 現場では「イレウス≒麻痺性イレウス」 | 79 | |
こうかん | 交感神経 | ――節 | 7 |
101年以上も前に――路をここまで把握していたという事実 | 21 | ||
こうこり | 抗コリン薬処方は「日本の文化」である(お察しください) | 130 | |
こうやく | 絞扼性腸閉塞 | 索状物による――の腹痛を考える | 90 |
――は持続性の腹痛で発症? | 92 | ||
こうよう | 膠様質細胞(SG細胞)とは | 152 | |
こうれい | 高齢 | ――者の腎機能を血清Crの値で判断しない | 97 |
――者の感染症では肺炎・化膿性胆管炎・絞扼性腸閉塞による腸管壊死や消化管穿孔・腎盂腎炎を鑑別診断としてあげておく必要 | 236 | ||
――者の腹痛は難しい | 236 | ||
――の女性は腟が萎縮しているために尿道口と皺の区別がつかずに困ることがわりとある | 238 | ||
こくしょ | 「黒色便の有無」よりも「便そのものを確認しているか」を最初にたずねるべき | 180 | |
ごしん | 誤診 | 仮に精索捻転を――したとすると | 35 |
手抜きをすると――するという典型例 | 110 | ||
こどもは | 子どもは病院が嫌いである | 34 | |
これはた | これは単なる「水」ではなく | 196 | |
これはほ | これは本当に「失神」なのかを考える | 221 | |
こんなあ | こんな頭を使わない診療で楽しい? | 3 | |
さいさそ | 臍左側痛は(以下略) | 173 | |
さくじょ | 削除されている(なぜだ) | 83 | |
さゆうか | 左右片側の間欠痛や断続痛は消化管以外から考えるのが地雷回避法 | 35 | |
さゆうさ | 左右差のある非持続痛は消化管疾患以外から考える | 212 | |
しあつと | 指圧という治療のオプション | 132 | |
しあつは | 指圧はナゼ効くのか | 136 | |
しきゅう | 子宮留膿腫の腹痛を考える | 239 | |
じぞくつ | 持続痛 | 膵臓は実質臓器なので疼痛は関連痛・体性痛ともに――が原則 | 184 |
管腔臓器由来の腹痛が――であれば体性痛を意味する | 192 | ||
じぞくつ | 持続痛とは痛みの強さに「波がない」ものを指す | 4 | |
しどうい | 指導医モドキ | 190 | |
じはつつ | 自発痛 | ――のある場所を圧迫して「痛いか,それとも痛くないか」とたずねたら当然「痛い」と答えるに決まっている | 194 |
じゃっか | 若干,血液でのhCG検査は偽陽性が多い印象 | 219 | |
じゅうに | 十二指腸潰瘍穿孔 | ――で患者が好む体位 | 188 |
しゅじゅ | 「手術中に麻酔を浅くして覚醒させ,胆嚢や総胆管に風船を挿入して拡張するとどのような症状が誘発されるか」 | 154 | |
しゅっけ | 出血 | まったく予想していない「副腎――」 | 146 |
――を疑った場合は,エコーでもCTでも,まず下大静脈径(IVC)を確認するのが大切 | 147 | ||
――の超急性期はバイタルサインで拡張期血圧の上昇(脈圧の低下)や頻脈に注目するか、エコーで下大静脈径を計測するのが手っ取り早い | 196 | ||
腹腔内――を伴った卵巣――は病歴や身体所見で異所性妊娠の破裂と区別するのが難しい | 219 | ||
腹腔内に大量――しても著しい頻脈を生じない症例 | 226 | ||
じゅんか | 循環血液量の評価 | 224 | |
しょうが | ショウガイ | 24 | |
しょうか | 消化管の蠕動痛を考える | 38 | |
しょうか | 消化管の発生を考える | 12 | |
じょうち | 上腸間膜静脈 | ――(superior mesenteric vein:SMV)が上腸間膜動脈よりも細く見える(通常,血管径は静脈>動脈である) | 105 |
――血栓症 | 117 | ||
じょうち | 上腸間膜動脈 | 理論的には虫垂は――の支配領域なので,関連痛は「臍周囲」になるはずである | 16 |
――の支配領域の関連痛は心窩部痛または臍周囲痛のどちらか | 18 | ||
――が閉塞した場合は広範囲の腸管が虚血に陥り,数多くの侵害受容器が刺激されるため激痛になる | 106 | ||
じょせい | 女性を見たら… | 217 | |
じょみゃ | 徐脈 | 相対的―― | 226 |
逆説的―― | 226 | ||
じんうじ | 腎盂腎炎では側腹部痛や下腹部痛を生じにくい印象 | 128 | |
しんかぶ | 心窩部 | 大内臓神経は第5〜9胸髄からなるので関連痛はその脊髄レベルのデルマトームである――周囲に生じる | 14 |
――と臍周囲の境界線がどこか | 15 | ||
胆嚢を拡張させると「――の奥深くに不快感を感じる」 | 155 | ||
総胆管を拡張させた場合は「――に激しい苦痛を生じる」 | 155 | ||
しんかぶ | 心窩部痛→右下腹部痛となる疾患には何があるか | 198 | |
じんこう | 腎梗塞は救急カンファレンスの「見逃しの定番」 | 144 | |
しんこき | 深呼吸で悪化する胸痛 | 230 | |
しんじん | 新人は手技を好む | 189 | |
じんぞう | 腎臓が悪くないのに血清Crが高いので「偽性腎不全」 | 209 | |
じんぞう | 腎臓と精巣の関連痛が似ているのも納得 | 32 | |
じんぞう | 腎臓は消化管と異なり片側優位に支配されているため患側に疼痛を生じるのが原則 | 122 | |
すいえん | 膵炎の初期にAmyが正常値なのは珍しくない | 180 | |
すいじん | 水腎症 | ――を確認するついでに腹部大動脈と総腸骨動脈をみるクセ | 129 |
一見すると――にみえる「類似品」 | 131 | ||
すいじん | 水腎症があれば尿路結石症で決まり? | 142 | |
ずーっと | ずーっと | ――痛いですか? それとも痛かったり痛くなかったりしますか? | 4 |
――と痛い? | 31 | ||
せいさく | 精索捻転 | 再受診して――の診断がついたがすでに精巣は壊死に陥っており | 26 |
――と呼ぶのが適切だろう | 30 | ||
――のタイムリミットは6時間 | 30 | ||
――が持続痛になるとは限らない | 31 | ||
――は持続痛? | 31 | ||
――症で尿路結石症に似た腰背部痛〜側腹部痛を訴えることがあり注意が必要 | 129 | ||
せいさく | 精索捻転の痛みを考える | 32 | |
せいしょ | 生殖期の女性に特有の疾患を見逃さない | 218 | |
せいそう | 精巣腫瘍の腹痛を考える | 150 | |
せいぶつ | 生物にとって外界からの刺激と自己の内部からの刺激のどちらに敏感だと生き延びられる可能性がより高まるか | 12 | |
ぜったい | 絶対に収容依頼を断ってはいけない | 204 | |
ぜつぼう | 絶望でソウルジェムが穢れた | viii | |
せんつう | 疝痛 | 尿管――と胆石拡痛が小腸――や大腸――と比べてベースラインの痛みが強いのは口径が小さい管腔ほど拡張した痛みが強いため | 142 |
尿管――が胆石――と比べて痛みの波が大きいのは尿管の固有筋層が発達していて力強く収縮するから | 142 | ||
胆石――を図10−5のように様々な部位に感じるのは,血管や神経の走行に大きな個体差があるため | 166 | ||
ぜんどう | 蠕動運動 | 腹痛が治まったのであれば腸――の亢進も消失しているはず | 39 |
固有筋層に虚血が及んでいなければ筋層の――は消失しないため間欠痛になるだろう | 54 | ||
ぜんどう | 蠕動痛 | 腸閉塞の――は反復する | 39 |
胆道疝痛は「疝痛」というものの,力強い収縮を生じないため明確な――を自覚しないことが多い | 142 | ||
そうきの | 早期の「胆石発作」診断に役立つ徴候はあるか | 166 | |
そうそう | 嘈囃(そうそう/そうざつ;胸やけのことらしい) | 187 | |
たいおん | 体温と心拍数の関係 | 178 | |
たいせい | 体性痛 | 性状は鋭く持続性で,範囲は限局 | 8 |
いきなり―― | 74 | ||
―― 関連痛 混ぜるな危険 | 167 | ||
たいよう | 太陽神経叢 | ―― | 16 |
エコーで腹腔動脈を同定し,そのまま動脈周囲の――をプローべで圧迫 | 168 | ||
だしんつ | 打診痛は左手をゆっくりと腹腔内に押し込んでから左手の指先を右手指で叩くと陽性所見が出やすくなる | 46 | |
たんせき | 胆石症 | 「――に特有の圧痛点は第12胸椎体の右縁から外側2〜3横指の位置にある」 | 160 |
――で多彩な圧痛点を生じるのはなぜか | 164 | ||
――では例外的に関連痛を右側に自覚することが多い | 164 | ||
たんせき | 胆石症の右肩への放散痛を考える | 157 | |
たんせき | 胆石発作では「右肩への放散痛」が有名であるが,なぜこれが生じるのかを考えてみたい | 157 | |
たんせき | 胆石発作と胃潰瘍を発症早期に鑑別できるか | 168 | |
だんぞく | 「断続痛」とでも名づけておこう | 6 | |
たんのう | 胆嚢炎 | 典型的な――は胆嚢頸部に結石が嵌頓することから始まる | 156 |
たんのう | 胆嚢炎の腹痛を考える | 154 | |
ちゅうい | 注意をそらすような痛みのある損傷 | 28 | |
ちゅうす | 虫垂炎 | ――の疼痛刺激伝導路 | 8 |
――は管腔の閉塞から始まる | 14 | ||
――は「心窩部痛」か「臍周囲痛」か | 15 | ||
――で痛む場所は患者によって心窩部と臍周囲に分かれ ることに気づいた | 16 | ||
――の疼痛刺激伝導路 | 19 | ||
虫垂の内腔が拡張していないため関連痛に乏しく,体性痛が初発症状となった―― | 66 | ||
一般に腸間膜リンパ節炎は――と似ているといわれるが | 70 | ||
――の典型例は本当に教科書の記述どおりだが,非典型例はどこまでも非典型な経過を辿る印象がある | 72 | ||
――の初期に「漠然とした不快感」として内臓痛を感じるのに似ている | 182 | ||
ちゅうす | 虫垂炎と憩室炎の腹痛を考える | 62 | |
ちゅうす | 虫垂炎の関連痛を考える | 14 | |
ちゅうす | 虫垂炎の体性痛を考える | 20 | |
ちょうか | 腸管の内圧が上昇すると最初に粘膜が虚血に陥る | 90 | |
ちょうか | 腸間膜リンパ節炎の腹痛を考える | 70 | |
ちょうへ | 「腸閉塞」と「イレウス」を意識して区別しよう | 78 | |
ちょうへ | 腸閉塞の原因 | 管腔外・管腔壁・管腔内に分けて考える | 78 |
つねにさ | 常に最悪のケースを想定しろ.奴は必ずその少し斜め上を行く | 214 | |
でもどり | 出戻りに要注意! | 203 | |
どうちょ | 洞調律では1℃上昇につき心拍数が約20増加すると覚えておくと便利 | 178 | |
どうみゃ | 動脈瘤の破裂を「尿路結石症」と誤診すると致命的 | 129 | |
どうやら | どうやら同一人物のようだ | 160 | |
としょか | 図書館の奥でひっそりと眠っている先人の業績に多少なりとも再び光をあてたい | 182 | |
とりぷる | トリプルアクセル | 211 | |
ないあつ | 内圧と管腔の形状 | 120 | |
ないぞう | 内臓痛 | 管腔臓器では痛みに波があるのが特徴 | 7 |
実質臓器は蠕動運動しないため「痛みの波」はなく | 7 | ||
ないぞう | 内蔵反射に対する四肢動物機能の独立性 | 124 | |
なぜかん | なぜ肝周囲炎は生じるのに脾周囲炎は起きにくいのか | 232 | |
なみのあ | 「波のある」痛み | 4 | |
なんとな | なんとなく納得できなかったので | 64 | |
なんべん | 軟便 | 隙間を走り抜けていく自動二輪車(――) | 34 |
――と水様下痢を同列に扱ってはいけない | 104 | ||
月経開始時や尿路結石症の発作時に腸管の蠕動運動が亢進して――を生じる患者がいる | 234 | ||
にがいお | 苦い思い出の1つや2つ | 236 | |
にぼーは | ニボーは空気と液状化した腸管内容物の境界線が見えているだけで,別に腸閉塞やイレウスに特異的な所見ではない | 79 | |
にょうか | 尿管全体が拡張しているため,刺激を受ける侵害受容器の数が多くなり,より強い痛みになる | 122 | |
にょうち | 尿中hCG検査ができないときの裏技 | 219 | |
にょうろ | 尿路結石症 | ――で陰嚢痛を生じるのは珍しいことではない | 32 |
――では腰痛や腹痛だけでなく,陰嚢痛で受診する患者がいる | 35 | ||
――の体性痛 | 126 | ||
――の関連痛 | 128 | ||
―― | 132 | ||
「背部痛/側腹部痛」「水腎症」「血尿」という,いかにも――らしい息者のなかに「地雷」が潜んでいるかもしれない | 142 | ||
泌尿器科医以外はCT陰性の――という診断をすべきでない | 144 | ||
側腹部痛+血尿=――と思い込んでいた | 146 | ||
にょうろ | 尿路結石症で腹壁緊張? | 140 | |
にょうろ | 尿路結石症の意外な治療法 | 132 | |
にょうろ | 尿路結石症の関連痛を考える | 128 | |
にょうろ | 尿路結石症のその他の圧痛点を考える | 138 | |
にょうろ | 尿路と胆道の拡痛パターン | 140 | |
にょうろ | 尿路と胆道の疝痛パターン | 141 | |
にんしん | 妊娠 | ――に伴って高率に水腎症を生じる | 131 |
若い女性を診察しているときは,腹痛に関する病歴は一時棚上げし,まずは尿の――反応を行いなさい | 220 | ||
異所正所同時―― | 226 | ||
にんぷ | 妊婦 | ――の尿路結石症は泣き所 | 131 |
NSAIDsを使いたいが――には禁忌 | 132 | ||
にんぷの | 妊婦の尿路結石症は泣き所 | 131 | |
のう | 脳 | ――は「また皮膚からインパルスが来た」と判断してしまう | 12 |
――は第10胸髄のデルマトームに「異常あり」と判断するために臍周囲に痛みを感じる | 14 | ||
のちのち | 後々になって「実は…」 | 230 | |
ばいたる | バイタルサイン | ――の異常をみたら再確認する癖をつけておきたい | 38 |
ばいたる | バイタルサインから出血量を予測する | 222 | |
はげしい | 激しい運動をすると横腹が痛くなった経験 | 176 | |
はんたい | 反対側移動の法則 | 197 | |
ばんどと | バンドと呼ばれる索状物に腸管が嵌まり込む | 80 | |
ひかるへ | 光る壁画 | 179 | |
ひこうそ | 脾梗塞の腹痛を考える | 176 | |
ひしゅう | 脾周囲炎は起きにくいのか | 232 | |
ひだりて | 左手は添えるだけ | 45 | |
ひっしゃ | 筆者 | すべての管腔臓器は閉塞→拡張により最初に腹痛を生じ,のちに嘔気嘔吐を生じるというのが――の持論である | 22 |
はたして――は正確に診断できたのだろうか? | 114 | ||
――は膝を痛めて走れない | 178 | ||
ひにょう | 泌尿器科領域の神経分布を考える | 122 | |
ひへいそ | 非閉塞性腸間膜虚血(non-occlusive mesenteric ischemia:NOMI) | 114 | |
ひんこき | 頻呼吸の鑑別診断としてはKUSMALというゴロ合わせがある | 204 | |
ふくくう | 腹腔動脈の支配領域の関連痛は心窩部痛 | 18 | |
ふくちょ | 腹直筋鞘血腫は体表面に膨隆が目立たない | 88 | |
ふくつう | 腹痛 | ――の原因をざっくりと解剖で分ける | 4 |
泌尿・生殖器疾患の―― | 122 | ||
ふくつう | 腹痛∝密度×表面積 | 103 | |
ふくつう | 腹痛を考える | 4 | |
ふくぶあ | 腹部アンギーナ | 118 | |
ふくぶぼ | 「腹部膨満感があり食事を摂る気がしない.胃が痛くなり,いつの間にか治まる」という病歴を考え直してみる | 118 | |
ふくへき | 腹壁と胆嚢の間に腸管が含まれていても胆嚢を果たして触知・圧迫できるのか? | 163 | |
ふくまく | 腹膜刺激徴候 | ――の程度 | 43 |
そこまでして――を確認する必要があるか | 46 | ||
激しく腹部を痛がるわりには――が目立たない | 114 | ||
ふくまく | 腹膜刺激徴候を考える | 42 | |
ふくまく | 腹膜垂炎と診断した | 74 | |
ふくろの | 袋の中には | 235 | |
ふだんよ | 普段よりも収縮期血圧が50 mmHgも低い.この時点で「絶対におかしい」と判断したい | 96 | |
ぷろすた | プロスタグランジン(PG) | 234 | |
へいさこ | 閉鎖孔ヘルニアの腹痛を考える | 102 | |
へきそく | 壁側腹膜 | ――には皮膚と同じように(もちろん皮膚には劣るが)敏感なAδ神経が含まれている | 10 |
敏感なのは――だけ | 10 | ||
べんぴ | 便秘 | 蠕動運動の亢進が――症の腹痛の正体である | 26 |
――症の関連痛は下腹部正中に生じる | 26 | ||
――症の原則4条件 | 36 | ||
本人が――と言うのだから | 218 | ||
べんぴし | 便秘症 | 浣腸して腹痛が改善したら――? | 34 |
べんぴし | 「便秘症」と「胃腸炎」は誤診の第一歩 | 35 | |
べんぴし | 便秘症とは(哲学) | 25 | |
べんぴし | 便秘症の腹痛を考える | 26 | |
べんぴな | 便秘なのに軟便? | 34 | |
べんぴの | 便秘のエコー画像 | 148 | |
ぼうこう | 膀胱炎を生じると痛みの閾値が低下するために膀胱が軽度拡張するだけでも痛みを感じる刺激になり得る | 44 | |
ぼうこう | 膀胱破裂の腹痛を考える | 208 | |
ほんとう | 本当の胃腸炎は稀な疾患だから | 48 | |
まーじゃ | 麻雀 | これは――の「純正」九蓮宝燈に該当する | 70 |
単なる腸炎(清一色) | 70 | ||
まずはじゅ | まずは準備運動 | 1 | |
まぜるな | 混ぜるな危険 | 167 | |
まんしん | 慢心は芸の行き止まり | 241 | |
まんせい | 慢性心房細動(発作性心房細動も含む)の患者が腹痛で来院した場合は,上腸間膜動脈塞栓症を頭に浮かべて「突然発症」か否かを確認 | 104 | |
みえない | 見えない熱傷 | 191 | |
みぎきろ | 右季肋部痛は体性痛か関連痛か | 153 | |
むかしは | 昔はこんな漢字を使っていたのか | 24 | |
むかしは | 昔はまっすぐな子だったの | 12 | |
むせきせ | 無石性胆嚢炎? | 229 | |
むりせず | 無理せずに「下腹部痛(現時点では原因不明)」などと記載 | 34 | |
ゆちゃく | 癒着性腸閉塞 | ―― | 80 |
バンドや内ヘルニアによる絞扼は徐々に進行するため「初期は――に似た」経過をたどる | 92 | ||
ゆちゃく | 癒着性腸閉塞の腹痛を考える | 80 | |
ようぶつ | 腰部痛(何で?) | 104 | |
よきしな | 予期しない再受診症例をbounceback(跳ね返り)と呼ぶが | 204 | |
らんそう | 卵巣茎捻転の腹痛を考える | 212 | |
らんそう | 卵巣の発生学 | 216 | |
りんせつ | 隣接する神経へ「飛び火」するという仮説 | 200 | |
るいじひ | 類似品に御注意 | 121 |