レジデントノート編集部が取材してきた学会・シンポジウムを報告します.
「全国栄養士大会」は,公益社団法人日本栄養士会(以下,日本栄養士会)が主催する大会であり,全国の管理栄養士・栄養士が一堂に会し,栄養に関する課題について議論し実践方法を共有することを目的に開催されている.
第45回日本救急医学会総会・学術集会が嶋津岳士先生を大会長に開催された.テーマは「LOVE EM(Emergency Medicine)!:救急への想い」で,救急領域の最新の知見についてはもちろん,若手医師へ向けた救急医療の魅力や情報の発信にも力を入れていた.
“手あての医療で溢れるセカイ”をめざし,身体診察を学ぶ部活動として生まれたフィジカルクラブ.その全国大会である「Japan Physical Club 2017」(JPC2017)が奄美大島で開催された.部長・平島修先生(徳洲会奄美ブロック総合診療研修センター)の呼びかけのもと熱血講師陣が集結し,教科書では学べない臨床の技を惜しげもなく披露された.台風18号による嵐にもかかわらず全国各地から約60人の医学生・若手医師・看護師が集まり,悪天候を吹き飛ばすような積極性で大いに盛り上がった.
2017年10月7日,東京御茶ノ水にて「レジデントノート250号発行記念 林寛之先生のStep Beyond Resident セミナー」を開催いたしました.先月発行の11月号が通巻250号となるのにあたり,「読者の皆さまに何かお礼がしたい!」「学びの機会をご提供できれば」「それなら,小誌創刊後まもない2002年から連載でずっとお世話になっている林寛之先生にぜひお願いしたい!」と,企画したセミナーです.当日は全国からたくさんの医師や医学生,診療看護師にお集まりいただきました.
「Chiba Clinical Skills Boot Camp 2017」は,NPO法人 千葉医師研修支援ネットワークが主催した初期臨床研修医向けセミナーである(共催:千葉大学医学部附属病院).同団体は千葉県内の病院の協力のもと,県内の若手医師育成活動の一環として様々なセミナーを開催している.今回のセミナーでは,“研修医に求められる身体診察スキルを集中的に研鑽する”ことを目指してプログラムが組まれ,主に千葉県内で活動する30名の研修医が参加した.
「大阪どまんなか」は,大阪大学の「地域に生き世界に伸びる総合診療医養成事業(文部科学省・未来医療研究人材養成拠点形成事業)」の一環として開催される総合診療勉強会である.主に医学生を対象としており,毎回,総合診療の分野で活躍される豪華講師陣の講演が企画されている.
日本救急医学会が「臨床研修医・医学生のための救急セミナー」を開催した(企画:学生・研修医部会設置運用特別委員会).今年は医学部1年生から3年目研修医まで,約35人が参加.総合司会は増井伸高先生(札幌東徳洲会病院)が務めた.「“学ぶ”ことは自分の世界が広がること.1日楽しく学んで自分の世界を広げてほしい」—代表理事 行岡哲男先生(東京医科大学)のビデオメッセージによる開会挨拶の後,症例クイズ大会「救急医 ドクターE!!」がはじまった.
日本救急医学会中部地方会学術集会が林寛之先生を大会長に開催された.元来「良い教育がないと良いERにならない」とおっしゃる林先生のこと.今学会では「学会は会員のためにあるもの.実臨床にすぐに活かせる“教育”をテーマにして,会員に『来てヨカッタ』と言われるような学会にしたい!」という林先生の思いのもと,「こんな学会見たことない!」と銘打ち斬新なプログラムやサービスが提供された.
日本救急医学会が,初の試みとして「全国医学生CPR選手権大会」を開催した(企画:学生・研修医部会設置運用特別委員会).医学生がCPR(CardioPulmonary Resuscitation:心肺蘇生法)の知識と腕を競い合うことで,より質の高いCPRについて考え,救急医療の質のさらなる向上につなげることを目的としている.今回は8月下旬に地方予選を勝ち抜いた医学生の15チーム75名が,CPRの頂点をめざすべく出場した.
日本救急医学会が,「臨床研修医・医学生のための救急セミナー」を開催した(企画:学生・研修医部会設置運用特別委員会).本セミナーは,救急の面白さに触れ,救急に興味をもつきっかけを提供することを目的としている.
DIRECT研究会(Diagnostic and Interventional Radiology in Emergency, Critical care, and Trauma)は,救急診療における画像診断の質の向上,およびIVRの普及と質の向上により救命率の改善に寄与することを目的とした研究会である〔代表幹事:船曵知弘先生(済生会横浜市東部病院救命救急センター)〕.