実験医学月刊 連載一覧

日本人研究者の最新トピックスを,いち早く紹介します.

  • 視床下部POMCニューロンのXbp1は小胞体ストレスおよび全身性のエネルギー・糖代謝を制御する福田 真
  • 小胞体―細胞膜接着部位の脂質輸送機能を示唆するextendedシナプトタグミンの構造佐伯恭範,Pietro De Camilli
  • 運動性繊毛の平面細胞極性形成・調整・維持におけるDishevelledの役割大畑慎也,中谷 仁,Anthony Wynshaw-Boris,Arturo Álvarez-Buylla
  • カルシンテニンに依存したシナプス領域のインスリン/PI3K経路の活性化が線虫の学習を制御する大野速雄,富岡征大,飯野雄一
  • アミノ酸トランスポーターASCT2によるTh1およびTh17細胞の分化制御中谷真子,Shao-Cong Sun
  • エンドサイトーシスのバランス変化によるNotchシグナルの温度補償志水英之
  • 運動学習中の脳神経回路の変化の可視化小宮山尚樹
  • ユニークな免疫回避機構をもつ歯周病原細菌の解析前川知樹
  • 生体膜リン脂質の脂肪酸組成が多様化するメカニズムと意義原山武士,清水孝雄
  • 2つのセマフォリンによる逆行性シグナルが発達期シナプス刈り込みを制御する上阪直史,狩野方伸
  • 繊毛局在キナーゼICKは細胞種特異的な繊毛形成と繊毛内輸送の制御に必須である茶屋太郎,大森義裕,古川貴久
  • リン酸化ユビキチンは新しいパーキンソン病発症の抑制因子である小谷野史香,松田憲之
  • あらゆる細胞種・組織を網羅した活性化エンハンサー百科事典鈴木貴紘,カルニンチ・ピエロ
  • クローディンの結晶構造より得られたタイトジャンクションの構造学的知見鈴木博視
  • 神経細胞の多様化に重要な発生初期のエピジェネティック制御豊田峻輔,八木 健
  • アスピリンによる生理活性脂質12-HHTの産生阻害は皮膚創傷治癒の遅延をひき起こす佐伯和子,劉 珉,横溝岳彦
  • 平面内細胞極性経路とセプチンによるアクトミオシンの細胞内分布制御進藤麻子,John Wallingford
  • システインパースルフィドの生体内生成と生理機能の再発見赤池孝章
  • 脊椎動物未受精卵の分裂停止のメカニズム迫 洸佑,鈴木和広,磯田道孝,佐方功幸
  • がん遺伝子Mycによる細胞競合はp53を介した代謝リプログラミングにより協調的に制御される松田七美
  • ビッグデータ解析による新しいゲノム創薬手法の開発岡田随象
  • 不完全な初期化によるエピゲノム発がん大西紘太郎,蝉 克憲,山田泰広
  • オレキシン産生神経細胞は2つの異なる神経経路でナルコレプシーを抑制する長谷川恵美,三枝理博
  • タイミングと場所が遊走のキモFeng-Chiao Tsai,関 亜希子
  • マウスY染色体は生殖補助技術を用いることで2つのY染色体遺伝子で置き換えることができる山内康弘,Monika A. Ward
  • エストロゲンは妊娠中の造血幹細胞の自己複製を亢進する中田大介
  • エフェクターT細胞の活性・動態の制御機構本田哲也,Jackson G. Egen,Ronald N. Germain
  • タキキニン発現ニューロンがショウジョウバエの雄特異的な攻撃的性向を制御する朝比奈健太
  • 核内構造体のlncRNA駆動性スポンジ機能による転写制御廣瀬哲郎,谷川明恵
  • “光遺伝学を用いた新解剖学” により100年ぶりに海馬の主要な記憶神経回路を新たに発見小原圭吾
  • 統合失調症患者の神経細胞ゲノムではLINE-1のコピー数が増加している文東美紀,加藤忠史,岩本和也
  • Foxp3発現T細胞から分化したTh17細胞は自己免疫性関節炎の悪化に重要な役割を果たす小松紀子,高柳 広
  • 染色体接触により同時制御下にある複数の遺伝子の転写が可能になる柴山洋太郎,Stephanie Fanucchi,Musa M. Mhlanga
  • 銅はがんの呼吸を助け,がんの成長を速める石田誠子
  • BRCA1とその新規結合分子OLA1による中心体制御能と乳がん発症機構千葉奈津子
  • ヒトiPS細胞疾患モデルを用いた神経シナプス障害の解析と治療方法の探索矢澤真幸
  • 1細胞Hi-C 法により,従来のゲノム立体構造研究の盲点にも光明が!永野 隆
  • 構造・ゲノム情報の組合せによる酵素機能・代謝経路の予測法酒井綾乃
  • ワールブルグ効果の新たな分子機序としてのmTORC2 経路の解析増井憲太/Paul S. Mischel
  • CPEB1の枯渇は脆弱X精神遅滞症候群の病態生理を改善する宇田川 剛
  • 母性因子Wave1は転写のリプログラミングと正常な胚発生に必要である宮本 圭
  • GPCRの分子ゆらぎの平衡点によって決まる嗅神経軸索の投射位置坂野 仁
  • 亜鉛欠乏時に働く小胞体ストレス誘導スイッチとしてのSOD1の新規機能本間謙吾,一條秀憲
  • 不快な社会的刺激は外側中隔のオキシトシン受容体を介し恐怖記憶を強化する西森克彦,Yomayra F Guzmán,Jelena Radulovic
  • 細胞表層ダイニンと非対称な細胞膜伸長の協調作業によって,紡錘体は細胞中央へ配置される清光智美/Iain M. Cheeseman
  • アポトーシス細胞のホスファチジルセリンの露出に関与するXkr8の同定鈴木 淳/長田重一
  • 大腸菌のcAMP シグナルは異化と生合成のバランスを検知してプロテオームの最適な分配を行う岡野浩行
  • 細胞質p53はマイトファジーを抑制し心臓老化を促進する星野 温/的場聖明
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