実験医学月刊 連載一覧

日本人研究者の最新トピックスを,いち早く紹介します.

  • 脳卒中後アストロサイトからニューロンへのミトコンドリアの輸送早川和秀,Eng H. Lo
  • Mohawkノックアウトラットでは腱分化機構が破綻し,アキレス腱での異所性骨化を呈する鈴木英嗣,伊藤義晃,浅原弘嗣
  • シナプスに架かる記憶への架け橋ーNeurexin-Cbln1-GluD2三者複合体構造掛川 渉,柚﨑通介
  • 高親和性モノクローナルIgAはマウスの腸内細菌叢を改善し大腸炎を予防する岡井晋作,新藏礼子
  • PD-L1 3′-UTR異常による,悪性腫瘍が免疫を回避するための新たな遺伝学的メカニズム片岡圭亮
  • 生細胞で翻訳の過程をリアルタイムで可視化,定量する技術の開発森崎達也,Timothy J. Stasevich
  • ミクログリア特異的BK チャネルの活性化がモルヒネ誘発性痛覚過敏を引き起こす林 良憲,中西 博
  • 精子と卵の結合の構造基盤の解明大戸梅治,清水敏之
  • PKAはMIC60のリン酸化を介してPINK1とParkinによるミトコンドリア品質管理を制御する赤羽しおり,岡 敏彦
  • IL-1βはヒト2型自然リンパ球の活性化と可塑性を制御する大根陽一郎
  • 将来出現する季節性インフルエンザウイルスの抗原変異を予測する今井正樹,渡邉登喜子,河岡義裕
  • マウス表皮には分裂頻度の異なる2種類の幹細胞が共存する佐田亜衣子,Tudorita Tumbar
  • 動物が優劣を決める闘いでいつ降参するかを制御する2つの神経回路Ming-Yi Chou,岡本 仁
  • フォークヘッド転写因子FoxCはMAPキナーゼ活性の調節を介してリンパ管形成を制御する久米 努
  • 脊髄損傷後の自律神経回路の再編成による免疫機能低下のメカニズム上野将紀,Phillip G. Popovich,吉田 富
  • Cdk1によるApc3,Apc1のリン酸化によってAPC/Cユビキチンリガーゼは活性化される山野博之
  • 線虫の温度受容体としてのグアニル酸シクラーゼ武石明佳,Piali Sengupta
  • Hoxb5は長期造血幹細胞特異的に発現し,均一な血管周囲ニッチを明らかにする宮西正憲
  • 背側脊髄におけるEphA4の欠損により誘発される環境依存的な運動パターンの選択佐藤大祐
  • 2つのシグナル物質の使い分けによる正反対の神経制御─新たな抑制性シナプス伝達制御メカニズムの発見丹羽史尋,坂内博子,御子柴克彦
  • elastin遺伝子の重複と新規機能獲得による真骨魚類における心臓流出路の進化守山裕大,小柴和子
  • 毛包が老化するしくみ松村寛行,毛利泰彰,西村栄美
  • 生殖細胞ゲノムを守るpiRNAを成熟させるヌクレアーゼTrimmerの同定泉 奈津子,泊 幸秀朗
  • IER5は新規の低リン酸化型の活性化HSF1を誘導し,がん化を促進する浅野良則,大木理恵子
  • 転写因子LRFとBCL11Aはそれぞれ独立した経路で胎児型ヘモグロビンの発現を抑制する増田 豪,前田高宏
  • AIMタンパク質は死細胞塊の除去を促進し,急性腎障害を改善する新井郷子,宮崎 徹
  • GTP感知機構の発見―新たながんと代謝疾患治療戦略への鍵竹内 恒,千田俊哉,佐々木敦朗
  • コヒーシンリングのDNAとの結合反応と解離反応の統一モデル村山泰斗
  • 胃体部のMist1陽性幹細胞は胃がんの起源細胞となり,血管周囲幹細胞ニッチががん化を促進する早河 翼
  • RNA結合タンパク質IMP3は標的mRNA分解を介してがん原遺伝子eIF4Eの活性を促進する水谷玲菜,秋光信佳
  • 流体せん断力はCa2+チャネルTRPV6の活性化を介して微絨毛形成を誘導する三浦重徳,竹内昌治
  • 毛囊によるレジデントメモリーT 細胞の制御機構足立剛也,永尾圭介
  • ヒト赤血球バンド3の陰イオン交換ドメインの立体構造を解明小林拓也,濱崎直孝,岩田 想
  • 電気走性における細胞外電界の感知機構中島謙一,Min Zhao
  • レム睡眠とノンレム睡眠の切り替えを司る〜ニューロンの同定と操作により明らかとなったレム睡眠の意義林 悠,柏木光昭,糸原重美
  • ゲノムワイド関連解析による新たな血圧関連遺伝子座同定とDNAメチル化の役割加藤規弘
  • 記憶に使われたシナプスを標識し消去する光遺伝学の確立河西春郎
  • 部位特異的光架橋で明らかになったインテリジェントなミトコンドリアタンパク質膜透過機構塩田拓也,今井賢一郎,遠藤斗志也
  • マウスの生殖能力に必須な精子カルシニューリンは男性避妊薬の標的となりうる宮田治彦,伊川正人
  • 胸腺プロテアソーム依存的な正の選択はCD8T細胞の抗原応答性を至適化する髙田健介,髙濵洋介
  • INPP4BはPTEN欠損による発がんへのフェイルセーフ機構を担う小藤智史,佐々木雄彦
  • 腸内常在菌が自己反応性のT細胞を活性化して自己免疫性のぶどう膜炎を引き起こす宝来玲子
  • Rif1はグアニン4重鎖構造を介して染色体に結合し,広範囲に複製を抑制する加納 豊,松本清治,正井久雄
  • マウスES 細胞から胃組織の作製野口隆明,栗崎 晃
  • CaMKⅡのキナーゼ活性と構造的役割の相互作用によるシナプス構造可塑性のゲート機構林 康紀,金 カラム,岡本賢一
  • デクチン1 シグナル阻害による,腸内細菌叢を介した炎症抑制唐 策,岩倉洋一郎
  • 脊髄後角におけるSTAT3依存的なアストロサイト活性化は痒みの慢性化に必要である白鳥美穂,津田 誠
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