本コンテンツは,実験医学同名連載(2017年8月号〜)からの転載となります.バックナンバーのプレゼント応募は終了しておりますが,パズルのみお楽しみいただけるようになりました(本文の文章は掲載時のままになっております).
第23問のこたえ
先月のチャレンジ問題「なかまはどれかな?」の答えはこちら.よみがなに注目したり,ローマ字に直してみたり,さらには中心に置かれている「中心」から単語の配置に注目したりとさまざまに検討された方もいるかと思います.5つの単語に共通する法則は,「単語の2つの漢字を組合わせると1つの漢字になる.」でした.例えば「竹馬」だと「篤」,「十日」だと「早」,「白羽」は「習」という形で,上下左右どんな形でもいいので,組合わせると1つの漢字になります.最後の「人口」に少し戸惑った方もいると思いますが,これは「口」の中に「人」を入れて「囚」となります.よって「一目」「木目」「羽目」からこの法則に当てはまるのは,『木目』(相)になります.
先月号の特集が「細胞内の相分離」ということで,“相”分離・“相”転移の生命科学でしたので,「相」という文字を答えにしたいなと思って眺めていたらひらめいた法則.あとは,常用漢字のリストを眺めて,そのようになる漢字を探しました.2つの漢字には分けられても,組合わせて単語にならないものも多いので,多くは見つかりません.以下でチャレンジ問題で使わなかったものも含めて紹介しますので,元の漢字を考えてみてください.「女」を含む漢字は単語もできやすく,「女子」「次女」「良女」など,他には「色糸」「日光」「一日」「山風」「馬主」などがあります.また,「木口」はなんと2つの漢字になりますが,おわかりでしょうか? さらに脱線して…二文字熟語以外に分解できる漢字はないかと探していたら,「十月十日」が見つかりました.組合わせてみてください.
では,また来月.いよいよ本連載も3年目に突入します.お楽しみに!