本コンテンツは,実験医学同名連載(2017年8月号〜)からの転載となります.バックナンバーのプレゼント応募は終了しておりますが,パズルのみお楽しみいただけるようになりました(本文の文章は掲載時のままになっております).
第59問のこたえ
先月号の「文章を復元せよ」の答えはこちら.どこに最初に目をつけるかは人それぞれかと思いますが,カタカナの「レンズ」に最初に注目する方が多かったでしょうか.
その後は,つながる単語をうまくつくってあてはめながら文章を完成させていくことになります.結果,できる文章は「衣類の販売をしていた彼は一枚のレンズからなる顕微鏡を独自に開発,微生物や精子,赤血球を観察した.」となります.その彼の名は…,ということですので,17世紀,オランダの商人であり科学者でもあった「②アントーニ・レーウェンフック」が答えとなります.顕微鏡というワードが出たので,イギリスの植物学者のロバート・ブラウンと少し迷った方もいらっしゃるかと思いますが,こちらの活躍は18世紀,細胞核の発見で有名なので,今回は不正解となります.
今回のパズルリレーもお楽しみいただけたでしょうか? 特集テーマに絡ませながら,時には生物実験一般のモチーフにも目を向けながらパズルを産み出す時間は,僕にとっても楽しい時間です.多くの研究者の方々にとっても,毎月の楽しみ,もしくは研究の息抜きになっていることを願って,来月からもまた,新しいパズルをお届けしていきます.どうぞご期待ください.