本コンテンツは,実験医学同名連載(2017年8月号〜)からの転載となります.バックナンバーのプレゼント応募は終了しておりますが,パズルのみお楽しみいただけるようになりました(本文の文章は掲載時のままになっております).
第41問のこたえ
先月号の『生物分類に挑戦!』の答えはこちら.このようなひらめき系の問題は,思いつかないとどうしようもないのですが,本文にあったヒントでわかった方も多いのではないでしょうか.「小学校1年生」と「ひらがな」ということで,「50音表」を思い浮かべられれば正解にたどり着いたようなものです.「か」付近の50音表を考えて,矢印の順にひらがなを拾っていけば,解答のようにたくさんの生きものの名前が出てきます.真ん中の「かき」が植物の「柿」と動物の「牡蠣」と両方解釈できるところがポイントです.他にAに含まれるのは「烏賊」「貝」「鹿」,Bに含まれるのが「榊」「樫」ということで,動物は『A』というのが正解となります.今回は「か」の周りを問題に使いましたが,他の箇所にもたくさんの生きものが見つかりますので,探してみてください.
おかげさまで,本連載も40回を超え,毎号いろいろな形のパズルをお届けするべく頭をひねっています.パズルの種類はまだご紹介していないものもたくさんあるのでよいのですが,いかにバイオと絡ませられるかが頭のヒネリ所です.毎回,特集テーマやその他,生物系に関連するモチーフでパズルの種になるようなモノはないかと探すわけです.そんななか,パズルにできそうだけれど,うまくパズルにできていないものもあります.例えば「制限酵素」はまさにパズル的で,実際の研究現場でもパズルみたいに組合わせを考えて作業していたのですが,いざパズル化しようとするとなかなか難しかったりします.そのうち,制限酵素をモチーフにしたパズルが登場したら,あぁ,やっとできたんだなと思って,楽しんでください.
今月はここまで.来月のパズルもお楽しみに!